エルモア・スミス
エルモア・スミス (Elmore Smith, 1949年5月9日 - ) は、1970年代の北米プロリーグNBAで活躍したアフリカ系アメリカ人の元バスケットボール選手。ジョージア州メイコン出身、ケンタッキー州立大学卒業。ポジションはセンター、身長213cm、体重110kg。1971年のNBAドラフトで全体3位指名を受けてNBA入り。引退は1979年。長身を活かしてブロックショットとリバウンドで才能を発揮し、NBAの初代ブロックショット王に輝いたほか、NBAの1試合歴代最多ブロック記録を保持する。 経歴ケンタッキー州立大学卒業後、1971年のNBAドラフトで1年前に誕生したばかりのバッファロー・ブレーブスに全体3位指名を受けて入団。1年目からインサイドの柱としてプレイし、1971-72シーズンは17.3得点15.2リバウンドの成績を残し、オールルーキー1stチームに選出される。翌1972-73シーズンにはボブ・マカドゥーが入団し、マカドゥーとはポジションが重なるスミスは、1973-74シーズンにウィルト・チェンバレンの後釜を探していたロサンゼルス・レイカーズに移籍することになった。なおブレーブス時代2シーズンの平均リバウンド数13.8リバウンドは、ブレーブス(現ロサンゼルス・クリッパーズ)の歴代最高記録となっている。 このシーズンからリーグは試合中のブロックショットの数を公式に計測することになり、スタッツには新たにブロックの欄が設けられた。そしてスミスはこのシーズンに12.5得点11.2リバウンド4.9ブロックという成績を残し、初代ブロック王の座に就く。2009年現在一つのシーズンでの平均ブロック数としては、4.9ブロックは歴代3位、一つのシーズンでの通算ブロック数としては、393ブロックは歴代4位の好記録となった。また10月28日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では驚異の17ブロックを記録し、1試合のブロック数として歴代最多となっている。 レイカーズでは2シーズンプレイし、1975-76シーズン前にカリーム・アブドゥル=ジャバーに対する4人の交換要員の一人としてミルウォーキー・バックスにトレードされた。その後1976-77シーズン中にクリーブランド・キャバリアーズに移籍し、1979年に現役から引退した。NBAでの成績は8シーズン562試合の出場で、通算7,541得点5,962リバウンド1,183ブロック、平均13.4得点10.6リバウンド2.9ブロックだった(ブロック数は1973-74シーズン以降のみの数字)。キャリア平均2.9ブロックは歴代5位である。 引退後はバーベキューソースの会社を立ち上げている。 個人成績
レギュラーシーズン
プレーオフ
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