オリンピックのウエイトリフティング競技
オリンピックのウエイトリフティング競技(オリンピックのウエイトリフティングきょうぎ)は、1896年の第1回アテネオリンピックから男子のみ実施された。1900年パリオリンピックでは実施が見送られ、1904年セントルイスオリンピックで再度実施されたものの、1908年ロンドンオリンピックでは再び実施が見送られた。当時は体操競技の一部として捉えられ体重別の階級もなかったが、1920年アントワープオリンピックからオリンピックに復帰し、ウエイトリフティング競技として単独で実施されるとともに階級も整備され現在に至る。2000年シドニーオリンピックからは女子種目も追加され、階級の名称も「ヘビー級」や「ミドル級」などから「105 kg超級」、「77 kg級」などへ正式に改められた。2017年6月9日IOC理事会はドーピング多発によりウエイトリフティングの2024年夏季オリンピック(のちのパリオリンピック)からの排除を検討していたが条件つき残留とした[1]。IOC会長のトーマス・バッハは排除の可能性はあることも示唆した。 種目1896年アテネオリンピックと1904年セントルイスオリンピックでは体重制限のない片手ジャークと両手ジャークが実施されたが、1920年アントワープオリンピックより前述のように体重別の階級分けがなされた。1920年当初は、最重量級でも82.5 kg超であったが、徐々に大型化が進み最盛期には110 kg超、1996年のアトランタオリンピックでは10階級にまで膨らんだ。2000年シドニーオリンピックから2016年リオデジャネイロオリンピックまでは男子は8階級で実施されている。2017年6月9日IOC理事会は2020年東京オリンピックでは男子は7階級に減らすことを決定した[1]。女子は正式種目化時から7階級となっている。2024年パリオリンピックではさらに男女2階級ずつ削減され、男女5階級ずつとなる[2]。 男子実施階級(1920年以降)
女子実施階級
メダル獲得数一覧
参加国
脚注
関連項目外部リンク
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