オースティン・アダムス (1986年生の投手)
オースティン・デビッド・アダムス(Austin David Adams, 1986年8月19日 - )は、アメリカ合衆国アラバマ州モンゴメリー出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。 経歴プロ入り前2008年のMLBドラフト27巡目(全体818位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名されたが、フォークナー大学へ編入した。 プロ入りとインディアンス時代2009年のMLBドラフト5巡目(全体155位)でクリーブランド・インディアンスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級マホーニングバレー・スクラッパーズでプロデビュー。17試合に登板して3勝1敗1セーブ、防御率4.86、29奪三振を記録した。 2010年はまずA級レイクカウンティ・キャプテンズでプレーし、13試合(先発8試合)に登板して2勝4敗1セーブ、防御率3.54、61奪三振を記録した。6月にA+級キンストン・インディアンスへ昇格。13試合(先発12試合)に登板して6勝1敗、防御率1.53、51奪三振を記録した。 2011年はAA級アクロン・エアロズでプレーし、26試合に先発登板して11勝10敗、防御率3.77、131奪三振を記録した。 2012年は肩の故障でシーズンを全休した。 2013年はAA級アクロンでプレーし、45試合に登板して3勝2敗4セーブ、防御率2.62、76奪三振を記録した。オフの11月20日にインディアンスとメジャー契約を結び[1]、40人枠入りを果たした。 2014年はAAA級コロンバス・クリッパーズで開幕を迎え、30試合に登板して2勝1敗2セーブ、防御率2.29を記録した。7月11日にメジャーへ昇格し[2]、翌12日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。1点ビハインドの9回表から登板したが、先頭打者のダヤン・ビシエドに中前打、続くコナー・ガレスピーに右翼手を越える二塁打を打たれ、3人目のゴードン・ベッカムに2点二塁打を放たれた。次打者のタイラー・フラワーズは遊撃ゴロに抑えたものの降板。結局この日は1死しか取れず、3安打3失点だった[3]。最終的には6試合に登板し、防御率9.00だった[4]。 2015年7月22日のブルワーズ戦に2番手として登板し、1.1イニングを1安打無失点に抑えてメジャー初勝利を挙げた[5]。トータルでは28試合にリリーフ登板し、2勝0敗、防御率3.78という成績を残した。 2016年は登板機会が微減し、19試合の登板だった。投球内容は大幅に悪化し、18.1イニングで5本のホームランを許して防御率9.82・WHIP1.86という惨状だった。収穫としては、デビュー以来奪三振率が上昇し、自己ベストの8.3を記録した。 2017年2月7日にブーン・ローガンの獲得に伴い、DFAとなった[6][4]。 エンゼルス傘下時代2017年2月10日に金銭トレードで、ロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[7]。4月2日にDFAとなり、5日にマイナー契約で傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ配属された。オフの11月6日にFAとなった[4]。 独立リーグ時代2018年6月1日に独立リーグであるアトランティックリーグのシュガーランド・スキーターズと契約した。30試合に登板して3勝0敗1セーブ、防御率2.22、33奪三振を記録した。 ツインズ時代2018年8月19日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[8]。傘下のAA級チャタヌーガ・ルックアウツでプレーし、5試合(先発3試合)に登板して1勝0敗、防御率1.00、10奪三振を記録した。 2019年は開幕からAAA級ロチェスター・レッドウイングスでプレーし、5月16日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[9]。5月24日にDFAとなった[10]。 タイガース時代2019年5月26日にウェイバー公示を経てデトロイト・タイガースへ移籍した[11]。7月10日に40人枠外となり、マイナー契約で傘下のAAA級トレド・マッドヘンズへ配属された[4]。 ツインズ傘下時代2020年1月28日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[4]。11月2日にFAとなった[4]。 独立リーグ時代2021年7月5日にアトランティックリーグのレキシントン・レジェンズと契約した[4]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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