オープン・ファイアー
『オープン・ファイアー』(Open Fire)は、アメリカ合衆国のハードロック・バンド、Y&Tが1985年に発表したキャリア初のライブ・アルバム。 背景「オープン・ファイアー」と「ゴー・フォー・ザ・スロート」はカリフォルニア州パロアルトにおけるライブ録音で、その他ロンドン公演やサンフランシスコ公演の音源も使用された[1]。ただし、「サマータイム・ガールズ」のみスタジオ録音の新曲で、カリフォルニア州のサウンド・シティ・スタジオにおいて、ケヴィン・ビーミッシュのプロデュースにより録音された[1]。なお、この曲でバッキング・ボーカルを務めたジョン・ナイマンは、後に再結成Y&Tの正式メンバーとなっている[4]。 「25アワーズ・ア・デイ」は、Y&Tの前身バンド「イエスタデイ・アンド・トゥデイ」の曲である[5]。 反響・評価バンドの母国アメリカでは、17週Billboard 200入りし、1985年9月7日付のチャートで最高70位を記録した[3]。スウェーデンのアルバム・チャートでは3回(6週)連続でトップ50入りし、最高43位となった[2]。 Eduardo Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「標準的なライブ・アルバムを超えた内容とまでは言えないが、これらの演奏とスタジオにおける写しを比較すると、同じバンドとは思えないほど素晴らしい」「美しくカタルシスを喚起するアンコールの最終曲"I Believe in You"を聴けば、誰もが楽しく家に帰れることだろう」と称賛する一方、本作が初出の新曲「ゴー・フォー・ザ・スロート」と「サマータイム・ガールズ」に関しては「さほど印象的ではない」と評している[5]。 収録曲全曲ともY&T作。
ボーナス・トラック2007年にマジェスティック・ロック・レコードから発売されたイギリス盤再発CD (MAJCDSP053)には、下記のボーナス・トラックが追加された[6]。
参加ミュージシャン
アディショナル・ミュージシャン
脚注
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