グレタ・サロメ・ステファンスドッティル
グレタ・サロメ・ステファンスドッティル(Greta Salóme Stefánsdóttir)は、アイスランドの歌手、ヴァイオリン奏者、シンガーソングライター[2]である。グレタ・サロメ名義で音楽活動を行い、2012年と2016年の2回、ユーロビジョン・ソング・コンテストにアイスランド代表として出場した。 来歴幼少期から音楽の才能があり、4歳の時からバイオリンの演奏を始めた。大学ではヴァイオリンを、大学院では音楽を専攻し、学位を取得している[2]。 2012年アイスランドのユーロビジョン・ソング・コンテスト代表選考会であるSöngvakeppni Sjónvarpsins 2012にJónsiとともに自作曲「Mundu eftir mér」を歌い優勝した[3]。 なお、Söngvakeppni Sjónvarpsins 2012の準決勝では、同じく自作曲である「Aldrei sleppir mér」をHeiðaおよびGuðrún Árnýとともに披露したが、決勝ではJónsiと「Mundu eftir mér」でエントリーすることとなり、「Aldrei sleppir mér」の演者からは外れた[4]。 ユーロビジョン・ソング・コンテスト2012では「Mundu eftir mér」の英語版である「Never forget」で披露した。準決勝1で75点を得て8位となり決勝に進み[5]、決勝では46点を獲得して20位となった[6]。なお、「Never forget」のビデオは、サッカーのアイスランド代表であるHannes Dor Halldorssonにより制作された[7]。 また、初のアルバム「In the Silence」をリリースした[2]。 2014年ディズニー・エンタープライズと契約し、フロリダ-バハマ間を運航するクルーズ船のステージに出演した[8]。 2016年アイスランドのユーロビジョン・ソング・コンテスト代表選考会であるSöngvakeppnin 2016の準決勝で、自作曲である「Raddirnar」を披露し決勝に進んだ[9]。決勝では「Raddinar」の歌詞(アイスランド語)を英語に書き換えた「Hear them calling」を歌い、アイスランド代表に選出された[10]。 ユーロビジョン・ソング・コンテスト2016では英語版の「Hear them calling」で出場したが、準決勝1で14位(51点)に終わり、決勝に進むことができなかった[11]。 コンテスト終了後には、いじめ被害者を支援する団体「Speak UP!」へのチャリティーとして衣装をオークションに出品し[12]、260ドルで落札された[13]。 脚注
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