グレートタンク
『グレートタンク』 (GREAT TANK) は、1988年7月29日にSNKより発売されたファミリーコンピュータ用シューティングゲーム。アーケードゲーム『T・A・N・K』(1985年)からアレンジ移植されたゲームである。 日本国外版のタイトルは『Iron Tank』(アイアン・タンク)となっており、グレートタンクでは明確に敵はナチス・ドイツとされていたが、「連合軍の敵(enemies of the United Forces[注 1]」との表現に変更され、グレートタンクで作中に掲げられているナチス・ドイツの国旗およびハーケンクロイツが全て無地に差し替えられ「ハイル・ヒットラー」などのセリフは除去されている。 ストーリーグレートタンク崩壊寸前のドイツだが、首都ベルリンに巨大頭脳「THINK TANK」が建造されていることを知った連合軍司令官アイゼンハワーはロッキーの山奥から歴戦の勇士を召喚した。 召喚に応じた勇士「ラルフ・ジョーンズ」はノルマンディーに先行上陸せよとの命令を遂行する。上陸チームの上陸の障害となっているビッグキャノンを排除すると、そのまま単身で侵攻しビッグタンクを撃破、上陸チームとの合流をまたずベルリンへと乗り込み未完成の「THINK TANK」の撃破に成功する。 単身困難な任務を達成したラルフ大佐は英雄となった。 IRON TANK1944年6月5日、ノルマンディーにて橋頭堡を確立した連合軍は敵司令部の破壊任務に88部隊-秘密部隊「アイアンスネーク(IRON SNAKE)」より、特殊部隊で訓練を受けた「鉄の男(IRON MAN)」ポール(Paul)を侵攻の先鋒に選抜する。 後方支援部隊の安全確保のため、長距離砲(long range firing turret)の破壊が最初の命令として下されるとコードネーム「スネーク」として、ポールは連合軍最強のアイアンタンクで出撃した。最初の任務を成功させると、次いで敵秘密兵器の破壊指令。ポールが切り拓いた道を後方の連合軍部隊が追随するが、爆撃機の群れに後方部隊が足止めされ爆撃がやんだ頃にはレーダーが遮断され通信妨害によりポールの単独侵攻へと切り替わる。敵からの降伏勧告を拒絶したポールはアイアンタンクで敵司令部へ乗り込む。 1945年、連合軍の敵は降伏文書に調印した。 ゲーム内容アイテム
スタッフ
評価
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計28点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り16.88点(満30点)となっている[1]。
関連項目脚注注釈
出典
外部リンク |
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