ゴンサロ・パシエンシア
ゴンサロ・メンデス・パシエンシア(Gonçalo Mendes Paciência、1994年8月1日 - )は、ポルトガル・ポルト出身のプロサッカー選手。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA・スポルチ・レシフェ所属。ポジションはフォワード(FW)。元ポルトガル代表。 元サッカー選手のドミンゴス・パシエンシアは実父[1][2]。 経歴クラブ8歳から地元クラブのFCポルトで育成され、2014年1月12日にセグンダリーガ所属のBチームでプロデビューを果たした[3]。3月22日のCDフェイレンセ戦で初ゴール。 2015年1月21日、タッサ・ダ・リーガ・SCブラガ戦でスタメン入りしトップチームデビュー[4]。翌週の同大会・アカデミカ・コインブラ戦でトップチームでの初ゴールをマーク[5]。 2015年7月29日、1シーズンの契約でアカデミカ・コインブラにレンタル移籍[6]。 2016年8月31日、今度はオリンピアコスFCにレンタル移籍[7]。ところがクラブのメディカルチェックで心臓に異常が見つかり、12月にレンタルが打ち切られた[8][9]。シーズンの残りはリオ・アヴェFCにレンタルされた[10]。 2017年7月20日、ヴィトーリア・セトゥーバルにレンタル移籍[11]。タッサ・ダ・リーガでは4ゴールをマークし決勝進出に貢献。2018年1月27日の決勝・スポルティングCPでは先制ゴールを奪い、PK戦でも1番手で登場し成功させた[12]。チームは準優勝に終わったものの、自身は5得点を挙げ大会得点王に輝いた。 2018年7月12日、アイントラハト・フランクフルトに移籍した[13]。加入後怪我で離脱する期間が長かったが、2019年3月2日、ホッフェンハイムとの対戦でブンデスリーガ初得点を記録[14]。 2020年9月15日、シャルケ04に買い取りオプション付きの1シーズンのレンタル移籍が発表された[15]。 2021-22シーズン、フランクフルトに複帰、ヨーロッパリーグではグループリーグで2得点を記録、決勝のレンジャーズ戦ではベンチ入りするも出場機会を得られなかったが、優勝を果たした[16]。 2022年8月6日、セルタ・デ・ビーゴと3年契約を結んだ[17][18]。2023年9月1日、VfLボーフムにレンタル移籍した[19]。2023-24シーズン終了後にセルタを退団してフリーとなった。 2024年9月2日、サンフレッチェ広島へ完全移籍することが発表された[20]。9月14日、リーグ30節の鹿島アントラーズとの対戦でリーグ戦初出場、この試合で移籍後初得点を記録した[21]。 代表アンダー世代からA代表までポルトガル代表に選ばれた。チェコで開催されたUEFA U-21欧州選手権2015では3試合に途中出場し、スウェーデン戦で1ゴールを記録した。決勝のスウェーデン戦ではPK戦で1番手を任されこれを成功させた[23]。 パシエンシアはポルトガル代表の一員として2016年夏季オリンピックに出場し、グループステージで3ゴールを記録した[24][25]。 彼は2017年11月14日にポルトガル代表としてA代表デビューを果たし、アメリカ代表との親善試合で46分にジェルソン・マルティンスに代わって途中出場した。この試合は1-1の引き分けに終わった[26]。2試合目はちょうど2年後の2019年11月14日、UEFA Euro 2020の予選でリトアニア代表戦にフル出場し、6-0の大勝の中で4点目を記録した。試合はアルガルヴェで行われた[27]。 タイトルクラブ
個人 個人成績
代表歴試合数
脚注
外部リンク
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