ザ・ビジター
『ザ・ビジター』(The Visitor)は、1979年のアメリカ合衆国・イタリアのSFホラー映画。メル・ファーラー、グレン・フォード、ランス・ヘンリクセン、シェリー・ウィンタースのほか、映画監督のジョン・ヒューストンとサム・ペキンパーが俳優として出演している。 ストーリーイエス・キリストのような風貌の男が、大勢の子供たちの前で邪悪な存在”ザティーン”について話していた。大昔、ザティーンはヤハウェとの闘いで地球に逃亡したが、ヤハウェは大きな犠牲を払いながらもザティーンを滅ぼすことに成功。しかし、ザティーンは最期に、多数の自身の種を地球に残していたというものである。男が話し終わるとそこに謎の老人 ジャージー・コルソウィッツが現れ、ザティーンの子孫が今度8歳になるケイティ・コリンズだと男に報告する。ジャージーはアシスタントとともにアメリカに渡り、ザティーン復活を阻止するため活動を開始する。 ケイティは超能力のような力とペットの鷲 スクイージーを使い、自身とザティーン信者たちに不利なことや人物を消していった。ケイティの母親 バーバラはザティーンの子孫を宿すことができる子宮の持ち主で、そのことを知るザティーン信者の病院院長 ウォーカーらはレイモンド・アームステッドを法外な報酬で雇い、バーバラにもう一人子供を産ませようと企んでいた。だが、バーバラは自身の体が邪悪な存在を生み出すことに感づいており、レイモンドが求める結婚と子作りについて拒み続けていた。焦り始めたウォーカーは、計画が失敗した場合のさらなる手段の準備を進める。そしてケイティの誕生日パーティーの際、何者かがプレゼントと紛れ込ませた銃の暴発により、バーバラは一生下半身不随となってしまう。 その事故の捜査を担当するジェイク・ダーハム警部は捜査中に鷲に襲われ事故死し、ケイティはザティーン信者のウォーカーやレイモンドに好意的な態度をとり、彼らと結託してバーバラに弟を産ませるために彼女を誘導していく。 キャスト※括弧内はTBS版日本語吹替(初回放送日:1989年5月3日 放送枠:水曜シネマパラダイス、2021年7月9日発売のBDに収録。)
スタッフ
日本語版スタッフ 評価Rotten Tomatoesでは18件のレビューがあり、78%の支持率、平均点は10点満点中6.4点となっている[1]。Metacriticでは5人の批評家に基づき、加重平均値は100点満点中65点となり、「概ね好意的なレビュー」となっている[2]。 参考文献
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia