ショーン・ビーン
ショーン・ビーン(Sean Bean, 1959年4月17日 - )は、イギリスの俳優。 身長は178cm、瞳の色はグリーン、髪の毛の色はダークブロンド。本名はShaun Mark Bean(ショーン・マーク・ビーン)と、名前のスペルが違う。 来歴イングランド・ヨークシャー州シェフィールドにて生まれる。父親の経営する工場で働いていたが俳優を志すようになり、1980年4月にロンドンの王立演劇学校(RADA)に応募、11,000人の候補者から選ばれた30人に入り奨学金を獲得。1981年の春から王立演劇学校で学び始める[1]。 プロとしてのデビューはアメリカのニューベリーポートにあるウォーターミル劇場で『ロミオとジュリエット』のティボルト役[1]。その後、ウエスト・エンドでロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによる舞台に立った[2][3]。 1984年に『ウィンターフライト』で映画デビュー。1980年代と1990年代には『炎の英雄 シャープ』シリーズや『チャタレイ夫人の恋人』など、イギリスのテレビシリーズで知られるようになる。イギリス映画では文芸作品にも出演しているが、ハリウッド大作では悪役をよく演じている。2014年にアメリカのサイトが発表した「よく死ぬ映画俳優トップ10」で1位に選ばれた[4]。 美声でも知られ、いくつかの朗読作品(オーディオ・ブック)が発売されている。また本国ではテレビ、ラジオで時々ナレーターを務めている。 人物かつては飛行機嫌いであり、できるだけ避けようとしていたが2001年に公開された映画『ロード・オブ・ザ・リング』の撮影中に飛行機恐怖症を克服した。 私生活趣味はガーデニングやスケッチを描くこと[5]。サッカークラブ、シェフィールド・ユナイテッドのサポーターでもある[6]。 特技はピアノとフェンシングであり、フェンシングに関してはイギリスの王立演劇学校在学中には賞を2つ受賞している[7]。 これまでに結婚を5回、離婚を4回している。1981年に幼馴染の女性と結婚するが1988年に離婚。理由はショーンが拠点をロンドンに移したかったのだが、相手がロンドンへ移るのを拒んだことで対立し、2人は離婚することになった。1990年に王立演劇学校で知り合った女優メラニー・ヒルと結婚しローナとモリーの2人の娘が生まれるが1997年に離婚。理由としては「性格の不一致」だと言われており、喧嘩に発展することが多く、別れる時にはかなりの修羅場になった。同年、『炎の英雄 シャープ』シリーズの撮影で出会った女優のアビゲイル・クラッテンデンと再婚し娘のイーヴィが生まれるが、2000年に離婚。理由としては 「価値観や生活スタイルの違い」だと言われており、生活はすれ違いも多く、子供が生まれた直後から既に破局していたため、夫婦仲が悪かった。2008年2月19日、2年間の交際を実らせ19歳年下の女優、ジョージナ・サトクリフとロンドンのメリルボーンの登記所で挙式した。4回目の結婚であった。しかし、2010年に離婚[8]。代理人の発表によると、不和により関係を修復しがたくなったためであるという。2014年に当時29歳だった元ベビーシッターの一般女性と5回目の結婚。2人の挙式は招待客40人ほどの小規模なもので、「アクスノラー・ファーム」という農場で執り行われた[9]。 主な出演作映画
テレビシリーズ
日本語吹き替え『消えた金塊〜ブリンクス・マット強奪事件』(NHK版)以降、磯部勉が最も多く担当している[10][11]。 また、『キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV』では原語版で磯部が演じたレギス・ルシス・チェラム役を英語吹き替え版ではビーンが演じている[12]。なお、両者は2023年に『聖闘士星矢 The Beginning』のジャパンプレミアで対面を果たしている[13]。 磯部以外にも、代表作である『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのボロミア役は小山力也、『サイレントヒル』シリーズは山野井仁がそれぞれ担当した。 このほか、大塚芳忠、てらそままさき、菅生隆之、田中正彦、内田直哉、手塚秀彰なども複数回、声を当てている。 参照
外部リンク |
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