イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ジェネシスの作品。
幾度のメンバー・チェンジを繰り返しながら、現在までにオリジナル・アルバム15枚、シングル49枚をリリースしている。1970年代はイギリスを中心としてヨーロッパで高い人気を誇ったが、1980年代以降はポップな作風に変化し、アメリカを始めとする世界的なヒットを記録するモンスター・バンドへと成長した。
意外にもアメリカでアルバム・チャート1位を獲得したことはなく(イギリスでは6作品)、逆にイギリスでシングル・チャート1位を獲得したことがない(アメリカでは1作品)。全世界でのトータル・セールスは1億枚から2億枚と言われている。フィル・コリンズもソロとして1億枚以上のセールスを記録しており、バンド活動とソロ活動の双方で1億枚を超える売上を記録したのは、コリンズの他にはポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンだけである。
アルバム
スタジオ・アルバム
ライブ・アルバム
コンピレーション・アルバム
タイトル
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アルバムの詳細
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チャート最高順位
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認定
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UK [1]
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AUS [2]
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AUT [3]
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GER [4]
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ITA [6]
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NLD [7]
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NOR [8]
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NZ [9]
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SWE [10]
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US [11]
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アテンション! ジェネシス
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- 原題: The Best… Genesis[C]
- リリース: 1976年2月
- レーベル: Buddah
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ジェネシス・ストーリー
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- 原題: The Vertigo Years[E]
- リリース: 1990年
- レーベル: ヴァージン・レコード
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- 原題: Turn It On Again - Best Of '81 - '83
- リリース: 1992年
- レーベル: ヴァージン・レコード
- 規格: CD、LP、カセット
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— [F]
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—
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8
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—
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31
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—
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—
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—
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ジェネシス・ベスト・アルバム
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4
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98
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6
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1
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35 [G]
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9
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1
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15
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15
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65
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プラチナム・コレクション
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21
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—
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—
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15
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52
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4
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15
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24
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—
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100
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ザ・ラスト・ドミノ? - ザ・ヒッツ
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9
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—
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36
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8
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96
|
68
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—
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—
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—
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—
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|
「—」は未発表、またはチャート圏外を表す。
|
ボックス・セット
タイトル
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アルバムの詳細
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チャート最高順位
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認定
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UK [1]
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AUS [2]
|
AUT [3]
|
GER [4]
|
ITA [6]
|
NLD [7]
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- 原題: Genesis Collection Volume One
- リリース: 1975年4月11日
- レーベル: カリスマ・レコード
- 規格: 2xLP
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—
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—
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—
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—
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- 原題: Genesis Collection Volume Two
- リリース: 1975年4月11日
- レーベル: カリスマ・レコード
- 規格: 2xLP
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—
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—
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—
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—
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—
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—
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35
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—
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—
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75
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—
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—
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103
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—
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—
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—
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—
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—
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Genesis 1976–1982[H]
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—
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—
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—
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—
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—
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—
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Genesis 1983-1998[H]
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—
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—
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—
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57
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—
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—
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Genesis 1970-1975[H]
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151
|
—
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—
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22
|
96
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65
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—
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—
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—
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42
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—
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—
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R-Kive
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- 原題: R-Kive
- リリース: 2014年9月22日
- レーベル: ヴァージン/UME
- 規格: 3xCD、ダウンロード
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7
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—
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—
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23
|
26
|
12
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|
BBCブロードキャスツ
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23
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—
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—
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3
|
90
|
11
|
|
「—」は未発表、またはチャート圏外を表す。
|
EP
タイトル
|
EPの詳細
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最高順位
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UK [1]
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IRE [23]
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SWE [24]
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- 原題: Nursery Cryme
- リリース: 1972年7月[I]
- レーベル: カリスマ・レコード
- 規格: 7インチ
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—
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—
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—
|
|
|
14
|
—
|
9
|
|
- 原題: 3×3
- リリース: 1982年5月
- レーベル: カリスマ・レコード
- 規格: 7インチ
|
10
|
10
|
—
|
|
|
—
|
—
|
—
|
「—」は未発表、またはチャート圏外を表す。
|
シングル
タイトルが原題の場合は日本未リリース。
1960年代
年
|
タイトル
|
レーベル 型番
|
収録アルバム
|
1968
|
"The Silent Sun"
|
Decca F 12735
|
創世記
|
1969
|
"A Winter's Tale"
|
Decca F 12775
|
アルバム未収録
|
"Where the Sour Turns to Sweet"
|
Decca F 12949
|
創世記
|
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
その他のチャートイン曲
ビデオ
ビデオ・アルバム
タイトル
|
アルバムの詳細
|
備考
|
|
|
1981年11月から12月にかけて、ナッソー・コロシアム、サヴォイ、バーミンガム・インターナショナル・アリーナのライブを収録。
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ジェネシス・ライブ 〜MAMAツアー〜
|
|
1984年2月、バーミンガムNEC のライブを収録。
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ビジブル・タッチ
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- 原題: Visible Touch
- リリース: 1987年7月
- レーベル: Virgin Music Video
- 規格: VHS、LD、CDV
|
アルバム『インヴィジブル・タッチ』のミュージックビデオ。
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|
- 原題: Genesis Videos Volume 1
- リリース: 1988年7月
- レーベル: Virgin Music Video
- 規格: VHS
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ミュージックビデオのコンピレーション。
|
|
- 原題: Genesis Videos Volume 2
- リリース: 1988年7月
- レーベル: Virgin Music Video
- 規格: VHS
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ミュージックビデオのコンピレーション。
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Invisible Touch Tour
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1987年7月、ウェンブリー・スタジアムのライブを収録。
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1990年のネブワース・フェスティバルで収録されたフィル・コリンズのソロ・パフォーマンスは、同じタイトルで別々にリリースされた。
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ザ・ストーリー・オブ・ジェネシス
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- 原題: Genesis: A History
- リリース: 1990年
- レーベル: M.C.E.G. Virgin Vision
- Formats: VHS、Beta、LD
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ザ・ウェイ・ウィ・ウォーク
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1992年11月、アールズ・コートのライブを収録。
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ジェネシス・イン・コンサート1976[Z]
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1976年6月にハマースミス・オデオンで撮影されたライブ映像と、音楽に合わせて撮影された未編集の映像のミックス。1977年1月に映画館で公開されたが、このビデオがリリースされるまで日本では公開されなかった。
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ミュージックビデオのコンピレーション。
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ホエン・イン・ローマ...ジェネシス 2007
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2007年7月、イタリア・ローマのチルコ・マッシモのライブを収録。
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Three Sides Live (DVD初収録)、The Mama Tour (DVD初収録)、Live at Wembley Stadium、The Way We Walk、When in Rome 2007 のボックスセット。
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ミュージック・ビデオ
年
|
タイトル
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原題
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ディレクター
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1976
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ロベリー、アソールト&バッテリー
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"Robbery, Assault and Battery"
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ブルース・ガワーズ (Bruce Gowers)
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ア・トリック・オブ・ザ・テイル
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"A Trick of the Tail"
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リプルス
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"Ripples"
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1978
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フォロー・ユー・フォロー・ミー
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"Follow You Follow Me"
|
B.ライマー (B. Rymer)
|
メニー・トゥー・メニー
|
"Many Too Many"
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ケン・オニール (Ken O'Neill)
|
1980
|
ターン・イット・オン・アゲイン
|
"Turn It On Again"
|
スチュアート・オーム (Stuart Orme)
|
ダッチス
|
"Duchess"
|
ミスアンダースタンディング
|
"Misunderstanding"
|
1981
|
アバカブ
|
"Abacab"
|
B.ライマー
|
ノー・リプライ・アット・オール
|
"No Reply at All"
|
スチュアート・オーム
|
キープ・イット・ダーク
|
"Keep It Dark"
|
マン・オン・ザ・コーナー
|
"Man on the Corner"
|
1983
|
ママ
|
"Mama"
|
イリーガル・エイリアン
|
"Illegal Alien"
|
ザッツ・オール
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"That's All"
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ジム・ユキッチ (Jim Yukich)
|
1984
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ホーム・バイ・ザ・シー / セカンド・ホーム・バイ・ザ・シー
|
"Home by the Sea / Second Home by the Sea"
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1986
|
インヴィジブル・タッチ
|
"Invisible Touch"
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イン・トゥー・ディープ
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"In Too Deep"
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スローイング・イット・オール・アウェイ
|
"Throwing It All Away"
|
混迷の地
|
"Land of Confusion"
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ジム・ユキッチ、ジョン・ロイド (John Lloyd)
|
1987
|
トゥナイト、トゥナイト、トゥナイト
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"Tonight, Tonight, Tonight"
|
ジム・ユキッチ
|
エニシング・シー・ダズ
|
"Anything She Does"
|
1991
|
ノー・サン・オブ・マイン
|
"No Son of Mine"
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アイ・キャント・ダンス
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"I Can't Dance"
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1992
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ホールド・オン・マイ・ハート
|
"Hold on My Heart"
|
ジーザス・ヒー・ノウズ・ミー
|
"Jesus He Knows Me"
|
1993
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テル・ミー・ホワイ
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"Tell Me Why"
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1997
|
コンゴ
|
"Congo"
|
ハワード・グリーンハルグ (Howard Greenhalgh)
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シップレックト
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"Shipwrecked"
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グレッグ・マスアック (Greg Masuak)
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1998
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ノット・アバウト・アス
|
"Not About Us"
|
マイク・カウフマン (Mike Kaufman)
|
1999
|
カーペット・クローラーズ 1999
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"The Carpet Crawlers 1999"
|
トム・バクサンドール (Tom Baxandall)
|
脚注
注釈
- ^ 1984年の再リリース時にチャートのピークに達した。
- ^ 1974年の再リリース時にチャートのピークに達した。
- ^ アメリカ/カナダのみのリリース。
- ^ 日本のみのリリース。
- ^ オーストラリアのみのリリース。
- ^ イギリスではリリースされていない。
- ^ 2007年にTurn It On Again: The Hits – The Tour Editionとして再リリースされた時のチャートポジション。
- ^ a b c 日本とヨーロッパでは、デビュー・アルバムとライブ・アルバムを除くすべての各アルバムを、ハイブリッドSACDとDVD-Videoの2枚組の仕様で再リリースした。DVD-VideoにはDTS5.1チャンネルサラウンド、ドルビーデジタル5.1チャンネルサラウンド、 ドルビーデジタルステレオの3つのオーディオ・ミックスが含まれている。なお、DVD-Videoにはプロモーションビデオ、未公開ライブ映像、各アルバムのリリース時期について語ったインタビューなどが収録されている。
- ^ アメリカのみのリリース。
- ^ レコード・ストア・デイのリリース。
- ^ "Watcher of the Skies" はアメリカ、ドイツ、イタリア、ニュージーランドでのみシングルとしてリリースされた。
- ^ "Watcher of the Skies" のシングル・バージョンは、アルバム・バージョンとは別の録音だったため、厳密にはアルバム以外のシングルだった。
- ^ 日本のシングル盤のタイトルは「これが幸福さ」。
- ^ "In the Beginning" はイタリアでのみシングルとしてリリースされた。
- ^ "The Lamb Lies Down on Broadway" はアメリカでのみシングルとしてリリースされた。
- ^ "Ripples" はイタリアでのみシングルとしてリリースされた。
- ^ "Entangled" はアメリカ、カナダ、フランスでのみシングルとしてリリースされた。
- ^ 「ゴー・ウエスト・ヤング・マン (金脈)」は、アメリカ、カナダ、日本でのみシングルとしてリリースされた。
- ^ "No Reply at All" はイギリスではシングルとしてリリースされなかったが、他の多くの地域でリリースされた。
- ^ EP 3×3 はイギリスとアイルランドでリリースされたが、リードトラックの「ペイパーレイト」は、他の様々な地域でシングルとしてリリースされた。
- ^ 『スリー・サイズ・ライヴ』のインターナショナル盤のサイド4にも収録。
- ^ "Turn It On Again" のライヴ・バージョンは、ヨーロッパでのみシングルとしてリリースされた。
- ^ "Home by the Sea" はオーストラリアとオランダでのみシングルとしてリリースされた。
- ^ "Taking It All Too Hard" はアメリカとカナダでのみシングルとしてリリースされた。
- ^ 再録音バージョン。
- ^ 日本のみのリリース。
出典
外部リンク