ジェマイル・ウィークス
ジェマイル・ニキワ・ウィークス(Jemile Nykiwa Weeks, 1987年1月26日 - )は、アメリカ合衆国・フロリダ州オーランド出身の元プロ野球選手(二塁手)。右投両打。 兄のリッキー・ウィークスもプロ野球選手。 経歴プロ入り前レイク・ブラントリー高校からマイアミ大学に進学。 大学3年時の2008年には63試合で打率.363、13本塁打、62打点、22盗塁を記録。 プロ入りとアスレチックス時代2008年のMLBドラフト1巡目(全体12位)でオークランド・アスレチックスから指名を受け、190万ドルの契約金で入団[1]。 2009年と2010年には2年連続でオールスター・フューチャーズゲームに出場している。 2011年はAAA級サクラメント・リバーキャッツでスタートし、6月6日に正二塁手マーク・エリスの故障によりメジャー昇格を果たした[2]。 2012年は、頻繁にスタメン起用され規定打席に到達。出場118試合で打率.221で本塁打2本、盗塁16個を記録し、98本のヒットを打つも規定打席到達者ではメジャー全体でワーストタイ記録の本数だった。 オリオールズ時代2013年12月2日にジム・ジョンソンとのトレードでボルチモア・オリオールズに移籍した[3]。 2014年3月11日にオリオールズと1年契約に合意した[4]。 レッドソックス時代2014年8月30日にケリー・ジョンソン、マイケル・アルマンザーとのトレードでイバン・デヘスース・ジュニアと共にボストン・レッドソックスへ移籍した[5]。 2015年7月29日にDFAとなった[6]。31日に40人枠から外れる形でAAA級ポータケット・レッドソックスに降格した[7]。このままシーズンを終え、10日5日にFAとなった[7]。 パドレス時代2016年1月14日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]。開幕ロースターはならなかったが、4月20日にコーリー・スパンジェンバーグの15日間の故障者リスト入りに伴い、メジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りした[8][7]。10月25日に40人枠から外れAAA級エル・パソ・チワワズに降格した[7]。 カブス時代2016年12月23日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ[9]。 メキシカンリーグ時代2018年2月14日にメキシカンリーグのモンクローバ・スティーラーズと契約する[7]。7月3日にFAとなった[7]。 この年限りで現役を引退した。 選手としての特徴同じ二塁手である兄・リッキーと比べて一回り小さい体格で、パワー面では見劣りする。しかし、守備と走塁の評価は兄よりも上で、選球眼にも優れた典型的な1、2番打者タイプのスイッチヒッターである[10][11]。 マイナー時代から故障が多いのが最大の弱点で、メジャーの舞台で潜在能力を十分に発揮できるかどうかについては、スカウトの間でも意見が分かれている[12]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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