ジェームズ・パゾス
ジェームズ・マニュエル・パゾス(James Manuel Pazos, 1991年5月5日 - )は、アメリカ合衆国アリゾナ州マリコパ郡ギルバート出身のプロ野球選手(投手)。左投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。愛称はサンディエゴ大学時代に名付けられたパパ・パス(Pa Pa Paz)[1]。 経歴プロ入り前2009年のMLBドラフト40巡目(全体1219位)でタンパベイ・レイズから指名されたが、入団せずにチャンドラー・ギルバート・コミュニティカレッジへ進学した。2011年にサンディエゴ大学へ移り、この時はクリス・ブライアントとチームメイトだった。 プロ入りとヤンキース時代2012年のMLBドラフト13巡目(全体427位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り[2]。契約後、傘下のA-級スタテンアイランド・ヤンキースでプロデビュー。28試合に登板して2勝2敗3セーブ、防御率1.79、39奪三振を記録した。 2013年はA-級スタテンアイランドとA級チャールストン・リバードッグスでプレーし、2球団合計で25試合に登板して3勝1敗1セーブ、防御率3.93、33奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した[3]。 2014年はA+級タンパ・ヤンキースとAA級トレントン・サンダーでプレーし、2球団合計で46試合(先発1試合)に登板して0勝3敗10セーブ、防御率2.42、75奪三振を記録した。 2015年はマイナーではAA級トレントンとAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、27試合に登板して3勝1敗3セーブ、防御率1.27、49奪三振を記録した。9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[4]、5日のレイズ戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは11試合に登板して防御率0.00、3奪三振を記録した。 2016年は7試合に登板して1勝0敗、防御率13.50、3奪三振を記録した。 マリナーズ時代2016年11月18日にザック・リッテルとのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した[5]。 2017年は59試合に登板して4勝5敗、防御率3.86、65奪三振を記録した。 2018年は60試合に登板して4勝1敗、防御率2.88、45奪三振を記録した。 フィリーズ傘下時代2018年12月3日にカルロス・サンタナ、J.P.クロフォードとのトレードで、フアン・ニカシオ、ジーン・セグラと共にフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[6]。 2019年は開幕を傘下のAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスで迎えた。4月24日にDFAとなった[7]。 ロッキーズ時代2019年4月26日にハンター・ストーバルとのトレードで、コロラド・ロッキーズへ移籍した[8]。この年はメジャー12試合に登板し、3ホールド、防御率1.74、10奪三振という成績だった。 2020年は6試合に登板した後、9月28日にDFAとなり[9]、9月30日にマイナー契約となった。10月9日にFAとなった[10]。 ドジャース傘下時代2020年12月11日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ[11]。 2021年はAAA級オクラホマシティ・ドジャースで48試合に登板して1勝6敗、防御率3.72の成績だったが、メジャーでの登板はなかった。オフの11月7日にFAとなった。 独立リーグ時代2023年4月22日にアトランティックリーグのスタテンアイランド・フェリーホークスと契約を結んだ。17試合に登板したが、1勝2敗、防御率11.48と苦戦し、6月20日に自由契約となった。 投球スタイル投球フォームは8割以上がロー・スリークォーターで、これにスライダーを交える。速球はフォーシームの握りで投げても沈む軌道になるクセ球(シンカーと分類されることもある)。弱点はリリースポイントがかなり一塁側にあるため、左打者に対して四球が多くなること[12]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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