ジャズ・チザム・ジュニア
ジャスラド・プリンス・ハーミス・アーリントン・チザム・ジュニア(Jasrado Prince Hermis Arrington Chisholm Jr., 1998年2月1日 - )は、バハマのナッソー出身のプロ野球選手(外野手)。右投左打。MLBのニューヨーク・ヤンキース所属。 経歴プロ入りとダイヤモンドバックス傘下時代2015年7月にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約してプロ入り[2]。 2016年は傘下のパイオニアリーグのルーキー級ミズーラ・オスプレイでプロデビュー。62試合に出場して打率.281、9本塁打、37打点、13盗塁を記録した[3]。またシーズン後には第4回WBCの予選にイギリス代表として出場した。 2017年はA級ケーンカウンティ・クーガーズでプレーし、29試合に出場して打率.248、1本塁打、12打点、3盗塁を記録した[3]。 2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは、ダイヤモンドバックスの組織内で3位にランクインした[4]。シーズンではA級ケーンカウンティとA+級バイセイリア・ローハイドでプレーし、2球団合計で112試合に出場して打率.272、25本塁打、70打点、17盗塁を記録した[3]。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属した。 2019年は開幕からAA級ジャクソン・ジェネラルズでプレーした[3]。 マーリンズ時代![]() (2024年6月14日) 2019年7月31日にザック・ガレンとのトレードで、マイアミ・マーリンズへ移籍した[5]。移籍後は傘下のAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプへ配属され[3]、移籍前を含めた2球団合計で112試合に出場して打率.220、21本塁打、54打点、16盗塁を記録した[3]。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[6]。 2020年9月1日にMLB初昇格を果たし[7]、同日のトロント・ブルージェイズ戦でMLBデビュー[8]。この年はメジャーで21試合に出場して打率.161、2本塁打、6打点、2盗塁を記録した。 2021年は開幕をMLBで迎え、これによりMLB史上初の開幕をMLBで迎えたバハマ出身選手となった[9]。この年は124試合に出場して、打率.248、18本塁打、53打点、23盗塁、OPS.728を記録した[10]。 2022年は自身初めてオールスターゲームに選出されたが、6月下旬に腰痛で故障者リスト入りしたために辞退し、復帰できないままシーズンを終えた[10]。この年は故障者リスト入りまでに60試合に出場して、打率.254、14本塁打、45打点、12盗塁、OPS.860を記録した[10]。 2023年は中堅手にコンバートされた。この年は2度の故障離脱もあって97試合の出場に留まり、打率.250、19本塁打、51打点、22盗塁、OPS.761を記録した[10]。 ヤンキース時代2024年7月27日にオーガスティン・ラミレス、エイブラハン・ラミレス、ジャレッド・セルナとのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[11]。移籍後はこれまでプレー経験のなかった三塁手として出場した[12]。最終的にはキャリアハイとなる147試合に出場し、打率.256、24本塁打、73打点を記録し、チームの地区優勝に貢献した[13][14]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
記録
背番号
代表歴脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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