マーク・ライター・ジュニア
マーク・ライター・ジュニア(Mark Leiter Jr., 1991年3月13日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ブロワード郡フォートローダーデール出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLB・ニューヨーク・ヤンキース所属。 父はフィラデルフィア・フィリーズなどで活躍した元メジャーリーガー(投手)のマーク・ライター[1]。叔父(マークの弟)はニューヨーク・メッツなどで活躍した元メジャーリーガー(投手)のアル・ライター。 経歴プロ入り前少年時代は熱狂的なフィラデルフィア・フィリーズファンとして育った[2]。 プロ入りとフィリーズ時代2013年のMLBドラフト22巡目(全体661位)でフィリーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズでプロデビュー。A級レイクウッド・ブルークロウズとA+級クリアウォーター・スレッシャーズでもプレーし、3球団合計で16試合(先発4試合)に登板して4勝0敗、防御率1.20、50奪三振を記録した。 2014年はA級レイクウッドとA+級クリアウォーターでプレーし、2球団合計で27試合に先発登板して9勝12敗、防御率4.35、141奪三振を記録した。 2015年はA+級クリアウォーターとAA級レディング・ファイティン・フィルズでプレーし、2球団合計で27試合(先発21試合)に登板して8勝7敗1セーブ、防御率3.09、121奪三振を記録した。 2016年はAA級レディングでプレーし、23試合(先発17試合)に登板して6勝3敗1セーブ、防御率3.39、94奪三振を記録した。 2017年はAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスで開幕を迎えた。4月18日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[3]、28日のロサンゼルス・ドジャース戦でメジャーデビュー[4]。この年メジャーでは27試合(先発11試合)に登板して3勝6敗、防御率4.96、84奪三振を記録した。 2018年は12試合に登板したが防御率5.40と調子は上がらず、8月28日にDFAとなった[5]。 ブルージェイズ時代2018年9月1日にウェイバー公示を経てトロント・ブルージェイズへ移籍した[6]。この年ブルージェイズでは8試合に登板して防御率13.50、9奪三振を記録した。2球団合計では20試合に登板して0勝1敗、防御率7.71、22奪三振を記録した。オフの11月26日にDFAとなり[7]、30日にマイナー契約で傘下のAAA級バッファロー・バイソンズへ配属された[5]。 2019年は3月にトミー・ジョン手術を受け、シーズンを全休した。オフの11月4日にFAとなった[5]。 ブルージェイズ退団後2020年2月7日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ[5]。この年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦に出場することなく5月22日に自由契約となった[5]。退団後は独立リーグ・アトランティックリーグのサマセット・ペイトリオッツと契約したが、アトランティックリーグも開催中止となったため、リーグの代替として7月から行われた特別シリーズに出場した[8][9]。 2021年3月18日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ[5]。この年はAA級エリー・シーウルブズで2勝4敗、AAA級トレド・マッドヘンズで8勝4敗の成績を残したが、メジャー昇格の機会はなかった。オフの11月7日にFAとなった。 カブス時代2021年12月15日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ[5]。2022年4月16日にアクティブ・ロースター入りした[10]。8月16日のワシントン・ナショナルズ戦でキャリア初セーブを記録した。このシーズンは35試合に出場し、2勝7敗で防御率3.99という成績を残した。 2023年シーズンはブルペンの一角として69試合に登板し、防御率3.50を記録した。 ヤンキース時代2024年7月30日にジャック・ニーリー、ベン・カウルズとのトレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[11]。 選手としての特徴父譲りの闘争心溢れる投球が売りである[2]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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