ジャパンサイクルリーグ
ジャパンサイクルリーグ(英: Japan Cycle League、略称: JCL)は、2021年に最初のシーズンが開幕した日本のプロサイクルロードレースリーグである。運営は一般社団法人ジャパンサイクルリーグ。
歴史2019年3月、Jプロツアーなどを主催する全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)より新リーグ構想が発表された[1]。 当初はJプロツアーを2020年限りで終了し新リーグに移行する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により大会中止が相次いだため、新リーグ構想は一旦凍結され[2]、その後、Jプロツアーは2021年も継続されることが決まったが、連盟を離脱した役員により独自に新リーグ発表がなされた。そのため、両者間で調整を行ったうえで併存されることになった[3]。 11月6日、リーグ名および参加チームともに発足が発表された[4]。運営会社の代表にキナンサイクリングチーム創始者の加藤康則、チェアマンに元F1ドライバーでTEAM UKYO相模原創始者でもある片山右京がそれぞれ就任した。 参加チームはホームタウンを持つ地域密着型チームを中心にコンチネンタルチームで構成。初年度はJプロツアーから転籍の8チームと新規参入1チームの計9チームで行われる。 初年度のタイトルスポンサーに三菱地所が付くことが決まった[5]。 2021年3月27日、初年度のシーズンが開幕した[6]。 2019年から開催されているトラックレースの「BANK LEAGUE」もJCL主催に移管された[7]。 2022年1月、並立状態にあったトップリーグの一本化に向けてJCLとJBCFの間で話し合いがもたれ、まずJCL2022年シーズンはJBCFが競技主管する公認大会として開催し、JCL・JBCF両大会にJCLよりキナンレーシングチーム、JBCFよりマトリックス・パワータグが出場することになった[8]。2022年シーズンは10チームで行われる。 2022年3月4日、JリーグやBリーグの設立に関わった日本トップリーグ連携機構の川渕三郎会長が名誉顧問就任[9]。 2022年4月16日、カンセキ真岡芳賀ロードレースで2年目シーズンが開始した。 なお、2020年に開始された女子自転車リーグである「クイーン・リーグ」はJCLとの直接の関係はないが、JCL参加チームのひとつである宇都宮ブリッツェンの運営会社と提携を結んでいる[10]。 2024年は前年のJCL単独参加チームがJプロツアーに参加し、4年ぶりのリーグ統合となる[11]。以降、JCLはJCL TEAM UKYOを活動の中心とするグローバル活動を展開する予定。 2021年レース日程
2022年レース日程
2023年レース日程
参加チーム
過去の参加チーム
歴代年間総合優勝
歴代個人総合優勝中継発足から2シーズンは公式YouTubeチャンネルにて無料ライブ配信を行ってきたが、2023年シーズンからはMoshicomを利用した有料配信に切り替えた(ツール・ド・熊野など一部レースは引き続きYouTubeで配信)。今後、JCL公式アプリでの配信も予定している。 脚注
関連項目
外部リンク
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