ソード・マニアック
『ソード・マニアック』 (Sword MANIAC) は、1994年2月11日に日本の東芝EMIから発売されたスーパーファミコン用横スクロールアクションゲーム[2]。 日本国外では『X-Kaliber 2097』のタイトルで北米ではアクティビジョン、欧州ではSony Imagesoft(現・ソニー・インタラクティブエンタテインメント)から発売された。 伝説の魔剣を操る刑事である主人公のギアを操作し、2047年のニューヨークを舞台に秘密組織を壊滅し攫われた恋人を救出する事を目的としている。通常面は横スクロールになっているが、ボス戦では対戦型格闘ゲームのように一対一の戦いとなる事を特徴としている。 開発はフューパックおよびウインズが行い、プロデューサーはメガドライブ用ソフト『マスターオブモンスターズ』(1991年)を手掛けた大橋良彦および後にヴァージンインタラクティブのスーパーファミコン用ソフト『美食戦隊薔薇野郎』(1995年)を手掛けた梅木克彦、ディレクターおよびゲーム・デザインはゲームギア用ソフト『ヘッドバスター』(1991年)を手掛けた小山英二、音楽はクエストのスーパーファミコン用ソフト『伝説のオウガバトル』(1993年)を手掛けた松尾早人および崎元仁が担当している。 概要本作は政府の堕落(海外版では経済の破たんと政府の崩壊)によって荒廃して組織犯罪が横行する2047年(海外版では2097年)の世界を舞台とした横スクロールアクションゲームである。 通常ステージは横スクロールアクションゲームとしての形式をとるが、ボス戦は対戦型格闘ゲームを思わせるような一対一の戦いである。通常の横スクロールアクションモードとオプションモード以外にも、主人公とステージボスを使った対戦モード(同キャラクター戦も可能)も用意されている。 日本国外版は日本語版と比べるとキャラクターの名称や音楽が全く異なり、一部キャラクターの設定も変更されている。 登場人物主要キャラクターカッコ内は日本国外での名称。
敵キャラクター
音楽日本で発売されたバージョンの音楽は崎元仁と松尾早人が制作した。 アメリカ合衆国で発売されたバージョンの音楽は、現地のインダストリアル・ミュージックバンドであるサイコソニックが担当しており、本作の広告等にバンドの楽曲が使われたほか[3]、マニュアルにもサウンドトラックの項目があった。 スタッフ
評価
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、7・4・5・4の合計20点(満40点)[5]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.7点(満30点)となっている[6]。
脚注
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia