チキンタツタ
チキンタツタとは、ファーストフードチェーンの日本マクドナルドが販売している、ハンバーガーの商品である。 概要日本オリジナルメニューとして開発され[2][3]、生姜醤油風味の鶏の竜田揚げやキャベツの繊切りをクリーミーで少し辛味のあるソースを合わせ[4]、手作り[5]である専用のバンズで挟む構成となっている。 包装材は、衛生紙や発泡スチロール製のものであったが、高さがあることから、後にボール紙(厚紙)の箱に収められて販売されるようになった。 1991年4月に期間限定商品として初登場し[6]、1992年2月からレギュラーメニューになり[6]、10年間以上にわたり人気となり客に好評であったが[3][7]、2004年2月に鳥インフルエンザの影響[7][8]で材料調達が困難となっていたことや[7][8]、他のメニューと食材の共有が不可[7]という理由もあったことから、店頭在庫がなくなり次第販売終了となった[8]。 2008年9月にオリコンが実施した「復活してほしいファーストフードメニューランキング」で1位となり復活が熱望されていたこと[9]や、鳥インフルエンザが一段落したことから、2009年5月頃に埼玉県さいたま市にある数店舗限定の試験販売[10]を経て、2009年9月25日から10月15日までの予定で復活したが、予想を超える売れ行きがあったため、5日前倒しの10月10日に販売終了した[9]。価格は地域により異なっていた[11]。 前回の期間限定復活時に予告[9]されていたように、同年12月16日から再復活し[12]、2010年1月11日まで販売した[13]。 2010年、「マクドナルドの日本の味」第三弾で5月17日から6月中旬に再登場[14]。 日本マクドナルドのテレビ広告や店舗の看板でも、チキンタツタを前面に押し出すなど期間限定主力商品としてアピールした。 2011年にも1年3か月ぶりに期間限定で8月12日から9月上旬に再登場。8月8日 - 12日の間マクドナルドのPCサイト上にて1日1回チキンタツタに関するトリビアクイズを出題して結果をTwitterで「#McD_ckn」のハッシュタグをつけてつぶやいた人の中から、1000円分のマックカードを毎日10名に抽選にてプレゼントするキャンペーンも行われた。 2011年8月12日の販売時点の価格はチキンタツタの単品が300 - 320円(地域によって金額が異なる)、バリューセット(マックフライポテトのM+ドリンクのMサイズ付き)が610 - 640円といった価格で販売された(一部店舗を除く)[15]。 ![]() また、2011年の12月16日から2012年1月上旬にも再度期間限定販売。「チキンタツタ」に加えて柚子風味の「和風おろしソース」を使った「チキンタツタ和風おろし」が販売された。 価格は同年8月時と同じくチキンタツタが単品300 - 320円(バリューセットが610 - 650円)、チキンタツタ和風おろしは単品320 - 340円(バリューセット630 - 670円)。 チキンタツタに新しいバリエーションメニューがつくられたのは20年間で初めての事である[16][17]。 以降、1年に1回ほどのペースで期間限定で販売されている。2017年2月8日から3月7日にかけて行われた期間限定販売では「チキンタツタ」に加えて新たにタルタルソースを使った「チキンタルタ」が登場した[18]。 2018年2月7日にはには初めてリニューアルが行われ、「“凄”『チキンタツタ』」と「“凄”『チキンタルタ』」として発売された[19]。 2021年1月、チキンタツタの初登場から30周年を迎えたことを記念し、定番の「チキンタツタ」に加え、"甘酸っぱい青春"をイメージした瀬戸内レモンの爽やかな風味が特長のタルタルソースを合わせた新商品「チキンタツタ 瀬戸内レモンタルタル」を発売。キャンペーンのコンセプト「迷うって、青春だ。」をキャッチコピーに掲げ、人気漫画『タッチ』とコラボレーション。なお、CMソングはテレビアニメ『タッチ』の主題歌「タッチ」の替え歌を岩崎良美本人が歌唱[20]。 ![]() 2022年4月20日より『帰ってきたウルトラマン』と「チキンタツタ」、映画『シン・ウルトラマン』と新商品「シン・タツタ 宮崎名物チキン南蛮タルタル」の2種類が全国のマクドナルドにて発売された。バーガーとドリンクは映画『シン・ウルトラマン』のウルトラマンのイラスト入りの限定カップで提供された[21]。 略歴
脚注出典
外部リンク
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