ツインズストーリー きみにつたえたくて…
『ツインズストーリー きみにつたえたくて…』は、富士通パレックスが1998年9月25日にWindows用として発売した恋愛シミュレーションゲームである。キャラクターデザインは上里竹春。制作は富士通。 1999年6月24日にはパンサーソフトウェアがPlayStation用を発売、後にはWindows用の台湾版も発売された。 2011年7月6日よりPlayStation Storeのゲームアーカイブスで配信開始された。レイティングはCERO:B(12才以上対象)。 作品解説主人公が楠原学園高等部の生徒として入学してからの1年間の学園生活がテーマとなっている。 恋愛シミュレーションゲームなので、勉強や運動などを通して主人公を育成しつつ気になる女の子から告白されることがゲームの目的となる。主人公は新たな出会いを期待していたが、この学園は男女交際に厳しく、女子部校舎と男子部校舎が線路で隔てられている。交流は学園祭や運動会を除いて全く行われていなく、女子生徒と知り合う機会も少ない。 そのためゲーム開始時は女子部生徒については同じ学園の女子部に通う双子の妹からしか情報が得られない。親しくなれる女の子は妹の親友や同級生など合計10人。下校時に発生するイベントや電子メールを通して彼女たちとの交流を深めていき、最終的には恋人を見つけることが目的となる[1]。 登場キャラクター声優の名前は本作出演時のもの。グラフィックは6万5千色で描かれている。
評価文章書く彦はGame*Sparkの記事の中で、オープニングアニメーションについて「製作コストの節約のためか、独特の『間』を持つ異常な雰囲気に仕上がっている」と述べており、内容についても「『ときめきメモリアル』のような古典的な恋愛シミュレーションゲームだが、時代の移ろいを感じさせる、非常に味わい深い一面がある」と述べている[2]。 関連書籍
脚注
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