ティム・ロカストロ
ティモシー・ドナルド・ロカストロ(Timothy Donald Locastro, 1992年7月14日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州オーバーン出身のプロ野球選手(外野手)。MLBのサンディエゴ・パドレス傘下所属。右投右打。 経歴プロ入りとブルージェイズ傘下時代2013年のMLBドラフト13巡目(全体385位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級ブルーフィールド・ブルージェイズでプロデビュー。43試合に出場して打率.283、1本塁打、13打点、12盗塁を記録した。 2014年はA-級バンクーバー・カナディアンズでプレーし、67試合に出場して打率.313、1本塁打、27打点、32盗塁を記録した。 2015年はA級ランシング・ラグナッツでプレーした。 ドジャース時代2015年7月2日にインターナショナル・ボーナス・プール(海外選手契約金枠)とのトレードで、チェイス・デヨングと共にロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[1]。移籍後は傘下のA+級ランチョクカモンガ・クエークスへ配属され、移籍前を含めた2球団合計で111試合に出場して打率.276、6本塁打、39打点、41盗塁を記録した。 2016年はA+級ランチョクカモンガとAA級タルサ・ドリラーズでプレーし、2球団合計で131試合に出場して打率.285、6本塁打、52打点、24盗塁を記録した。 ![]() (2017年6月21日) 2017年はAA級タルサとAAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーし、2球団合計で127試合に出場して打率.308、10本塁打、40打点、34盗塁を記録した。9月29日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[2]、同日のコロラド・ロッキーズ戦にて代走でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは3試合に出場して1盗塁を記録した。 2018年は18試合に出場して打率.182、4盗塁を記録した。オフの11月20日にDFAとなった[4]。 ダイヤモンドバックス時代2018年11月21日にドリュー・フィンリーと金銭とのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[5]が、2019年1月14日にDJ・ルメイユの加入に伴いDFAとなった[6]。 ![]() (2021年4月16日) 2019年1月16日にロナルド・ロマン及び金銭とのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[7]。シーズンでは91試合に出場して打率.250、1本塁打、17打点、17盗塁を記録した。また、この年はサヨナラ打を3度も放つなど勝負強さも見せた[8][9][10]。 ヤンキース時代2021年7月1日にキーガン・カーティスとのトレードで、ヤンキースへ移籍した[11]。17日のボストン・レッドソックス戦でアレックス・ベルドゥーゴの打球を好捕した際に右膝を左翼フェンスにぶつけて前十字靱帯を断裂し、シーズン終了となった[12]。オフの11月5日にウェイバー公示を経てレッドソックスへ移籍した[13]が、30日にノンテンダーFAとなった[14]。 その後、2022年3月13日にヤンキースと単年のメジャー契約を結んだ[15]。開幕はAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースで迎えたが4月17日にメジャー昇格を果たした[16]。 メッツ時代2023年1月9日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待された[17][18]。 パドレス時代2024年2月28日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[19]。 プレースタイル打席ではベースの近くに立つわけではなく、覆いかぶさることも踏み込んで打つこともないが、投球をまったく避けないため死球が多い選手として知られる[20]。 2019年は250打席で四球での出塁が14個なのに対し、死球での出塁は22個(ナショナルリーグ4位)もあった。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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