ディライトワークス
ディライトワークス株式会社(英: DELiGHTWORKS Inc.)は、投資・飲食・リゾート事業を主な事業とする日本の企業。 歴史2014年1月、スクウェア・エニックス出身の庄司顕仁によって設立される。庄司はスクウェア・エニックス(当初はスクウェア)に15年間在籍し、品質管理部門の責任者やアーケード部門の立ち上げ、グループ会社のタイトーの事業本部長などを務めた[1][2][3]。設立当初は庄司1人だけの会社だったが、従業員数は2014年中に30名ほど[2]、2018年7月時点では380名にまで膨らんだ[4]。 2015年7月、開発を担当したiOS/Android用ゲーム『Fate/Grand Order』(配信元:アニプレックス)が配信開始。2016年10月、企画・開発を担当したiOS/Android用ゲーム『バンドやろうぜ!』(配信元:アニプレックス)が配信開始(2019年3月にサービス終了)。 2019年3月、インディーゲームの開発支援およびパブリッシングを行うレーベル「ディライトワークス インディーズ」の立ち上げを発表[5]。同年7月にNintendo Switchで発売されたAREA35開発の『タイニーメタル 虚構の帝国』が同レーベルの第1弾タイトルとなった。 モバイルを中心としたビデオゲーム以外にも、2018年に第1弾が発売された『FGO』をモチーフにしたボードゲーム『Fate/Grand Order Duel』を皮切りにアナログゲームの開発、発売も展開している[6][7]。 2016年8月、ゲーム開発を行う株式会社ミラクルポジティブの全株式を取得し、完全子会社とする[8]。2018年11月、開発体制の強化を目的とし、6つの制作部門を新設する組織改編を発表した[9]。2019年1月、Aimingと資本業務提携を結び、新作スマートフォン用ゲームの共同開発を模索していたが、2020年7月に提携解消を発表した[10]。 2021年12月15日、アニプレックスにゲーム事業を譲渡する契約を締結したと発表した。ゲーム事業を新設分割した新会社「株式会社ラセングル」に承継させた上で、2022年春にアニプレックスがラセングルの全株式を取得するスキームをとり、ディライトワークスはゲーム事業以外で事業を継続するとした[11][12]。 2022年2月1日、アニプレックスとの株式譲渡契約に基づきゲーム事業をラセングルへ承継[13]。 作品ビデオゲーム→詳細は「ラセングル § ゲーム」を参照
OVA
スポーツ事業ゴルフ2018年12月、アスリートを支援する「Athlete Support Program」の取り組みの第一弾として、プロゴルファーが所属する「Team DELiGHTWORKS」の立ち上げと、翌年よりAbemaTVツアーの一戦として行われるプロゴルフトーナメントの主催を発表した[14]。2023年には次世代のプロゴルファーを発掘する目的でミニツアーを発足[15]。初年度は年間5戦で、各大会の成績に応じてポイントを付与し、最終戦終了時点での合計獲得ポイント上位者5名には、同社が特別協賛するABEMAツアー最終戦「JGTOファイナル」への出場権が与えられる[16]。 AbemaTVツアー協賛
サポート選手
スポンサー契約
モータースポーツ2025年からレーシングドライバーの挑戦と達成、成長の場を作り、日本から世界に挑戦するレーシングドライバーを輩出することを目的とした「DELiGHT WORKS RACING」を発足し[17]、前年まで全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦した戸田レーシングのメンテナンス体制の元に参戦する事を発表[18]。また、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するTEAM MUGENとそれを運営する日本レースプロモーション(JRP)ともパートナーシップを結んだ[19]。 所属ドライバー全日本スーパーフォーミュラライツ選手権
関連人物
関連項目脚注
参考文献外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia