デキシー・クレメッツ
デキシー・クレメッツ(Dixie Clemets)は、コナミデジタルエンタテインメントの女子プロレスゲーム『ランブルローズ』の登場人物。声優は甲斐田裕子[1]。 概要テキサスで大牧場を営む名士の娘であるデキシーは[2]、実家の牧場を手伝いながら、町の保安官として保安官事務所で働いている[5][6]。運動神経抜群の彼女は子供の頃からロデオコンテストでは負け知らず[5][6]。その上明るい性格でもあったから[5]、小さな頃から地元テキサスでは美人コンテストを総ナメにして[7]、最近ではテキサスの「お嫁さんにしたい女性」の1位にランクした[6]。テキサス一のカウガールとして全米から愛されている[2]。 ある日、尊敬する女性レスラー「カミカゼ・ローズ」の娘である日ノ本零子が、ランブルローズ(以下RR)に参加することを耳にしたデキシーは、伝説のレスラーの忘れ形見に興味を抱き、大会参加を表明した[5]。またRRに参戦したもう一つの理由は、「最も強く最も美しい女……」という大会のキャッチコピーに惹かれ為である[2]。 RRプロデューサーの内田明理によれば、デキシーはRR全体のイメージになった、アメリカの象徴的なキャラである[8]。 内田によれば自分より体重の重い女性をゲームに出したかったと言う。でかくてキレイで重い女性キャラクターという夢が、デキシーには詰まっている[9]。 RRの最初に見せられた企画書には、デキシーのお尻だけが載っており、CGで描写された彼女のお尻のセルライトのディティールがとてもリアルだった事から、RRのキャラクターデザインと監修を担当した佐藤徳嘉は「これはイケる」と確信したと言う[10]。 2020年には、コナミグループ公式サイトのクリエイター求人情報ページに掲載された50周年記念イラストで、日ノ本零子と共に、『メタルギア』『ラブプラス』『悪魔城ドラキュラ』『がんばれゴエモン』『サイレントヒル』などのコナミキャラクターの一員として登場した[11][12]。 人物勝ち気な性格で、テキサス女は命令されるのが大嫌いと明言する通り、大会から去るように言う紅影の忠告を聞き入れなかった。また、相手の挑発には負けじと言い返す。 腕っぷしが強くランブルローズでは連戦連勝で、時間がある時はハーレーに乗って大陸横断道をぶっ飛ばしている[7]。 「掛かってきな!」が口癖で、面識の無い相手とはリング上で長々と会話するのを好まず、すぐさま試合を始めるように言う事が多い。 ランブルローズの試合には一戦ごとに全力で挑んでおり、明らかに手を抜きわざと勝利を譲ったとアナスタシアに対しては激怒している。一試合毎に全力を出す為、ストーリモードでは、試合の後はかなり疲弊している場合が多く、レディーX サブスタンスを含めた三連戦後では、立っているのもやっとという状況まで追い込まれている。 自分のバストが大きい事を誂われるのが苦手で、アイグルに「立派なお乳」と評された時やキャンディ・ケインに「なに食ったら、そんな胸になんの?」と聞かれた際には、赤面し急いで試合を開始するよう促している。またインタビューで、バストサイズを聞かれた際には数値を答えるものの「……どうして男ってこればっかなの?」と呆れており[13]、今まで男性から卑猥な視線を向けられて苦労している様子を匂わせた。 インタビューでは、好きなタイプは働き者で、動物が好きな無口で力が強い男性を上げており「やっぱり、男は強くなくちゃ」と答えている[13]。写真集「RUMBLE ROSES BEST SHOT」(以下BEST SHOT)のインタビューによれば、一分一秒でも早く身を固めたいと語るが、ほとんどの男性が自分を前にするとビビリ入ってしまう事を憂いていた[7]。 自己評価は高く、ルックスとボディに自信を持っており、テキサス娘は情が深いという評判の通りの性格だと自己分析している[7]。そんな完璧を誇る彼女に唯一の弱点が“歌が下手”なことで[7]、アイーシャのストーリーモードでは彼女から指摘されている。 漫画版
格闘スタイルデキシーは暴れ牛をヘッドロックでなぎ倒すほどのパワーファイター[2]で、その恵まれた体躯を活かし[29]、180cmという長身から繰り出される豪快な打撃攻撃、フラップジャックスタナーを始めとしたパワフルな投げ技を得意としている。しかし、テクニックに頼るようなファイトは不向きで[30]、あまり複雑なサブミッション技は持っていない[29]。 技の解説リーサルムーブ
キラームーブ
Hムーブ
その他の関連作品
脚注
参考文献
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