デニー・レイエス
デニー・レイエス(Denyi Reyes、1996年11月2日[1] - )は、ドミニカ共和国出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。サムスン・ライオンズ所属。 経歴プロ入りとレッドソックス傘下時代2014年7月に国際フリーエージェントとしてボストン・レッドソックスと契約。 2015年にルーキー級ドミニカン・サマーリーグ(DSL)のDSLレッドソックスでプロデビューし、15試合に登板して7勝1敗、防御率2.88を記録した。 2016年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ(GCL)のGCLレッドソックスでで9試合に登板して、4勝1敗、防御率2.34を記録した。 2017年はA級ローウェル・スピナーズで15試合に登板し、9勝0敗、防御率1.45を記録した。 2018年A級グリーンビル・ドライブとA+級セイラム・レッドソックスの2球団に所属し、合計27試合(うち先発24試合)に登板し、12勝5敗、防御率1.97という成績を挙げた。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]。 2019年はAA級ポートランド・シードッグスに所属し、26試合に登板(全て先発)して8勝12敗、防御率4.16を記録した。 2020年1月28日にミッチ・モアランドの移籍に伴いDFAとなり[3]、2月3日にAAA級ポータケット・レッドソックスに送られた。この年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦の登板機会はなかった。 2021年はAA級ポートランドで20試合(うち先発5試合)に登板し、4勝2敗、防御率4.21を記録した。オフの11月7日にフリーエージェント(FA)となった[3]。 オリオールズ時代2021年11月29日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ[3]。 2022年はAAA級ノーフォーク・タイズで開幕を迎え、5月12日にメジャー契約を結んで初昇格[4]。5月13日のデトロイト・タイガース戦でメジャー初登板を果たした。8月31日にDFAとなり、ウェイバー公示を経てAAA級ノーフォークの所属となった。この年はメジャーで3試合の登板、防御率2.35という成績だった。オフの10月14日にFAとなり退団した[5]。 メッツ時代2022年11月23日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結び、翌年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[6]。 2023年は4月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入り[3]。6試合に登板後の7月に一度DFAとなったが、8月11日に再昇格。この年はメジャーで9試合に登板したが、0勝2敗、防御率7.78と苦しんだ。とはいえ、同年にはプロ初となるホールドを記録した[3]。オフの11月2日に40人枠を外れ、11月6日にFAとなった[3]。 サムスン時代KBOリーグのサムスン・ライオンズのエースとして2020年から2023年までの4シーズンで54勝を挙げたデビッド・ブキャナンが、2023年オフに契約合意に至らず退団[7]。そのブキャナンの後任として、2024年1月4日にサムスンと1年80万ドルの契約を結んだ[7]。 2024年は先発投手として11勝(4敗)を挙げた。またLGツインズとのプレーオフでは2勝を挙げてMVPに選出され[8]、起亜タイガースとの韓国シリーズでも1勝するなど、ポストシーズンで大きな活躍を見せた。 詳細情報年度別投手成績
背番号
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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