トゥー・サイズ・オブ・ザ・ムーン

『トゥー・サイズ・オブ・ザ・ムーン』
キース・ムーン の スタジオ・アルバム
リリース	1975年5月
録音	1974年8月 - 12月 カリフォルニア州 レコード・プラント・スタジオ
ジャンル	ロック
時間	28分42秒
レーベル	MCAレコード
プロデュース	Skip Taylor John Stronach
専門評論家によるレビュー
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『トゥー・サイズ・オブ・ザ・ムーン』（Two Sides of the Moon）は、キース・ムーンの唯一のソロ・アルバムである^[1]。彼がザ・フーのメンバーとして活動していた1975年に発表された。

1974年4月、ムーンはイギリスを離れ^{[注釈 1]}、ガールフレンドでスウェーデン人モデルのアネット・ウォルター＝ラックス（Annette Walter-Lax）^{[注釈 2]}と共にロサンゼルス郊外のマリブに移住した^{[注釈 3][2]}。彼はジョン・レノンやハリー・ニルソン^{[注釈 4]}と毎晩のように飲み歩き、レノンのプロデュースによって同年に発表されたニルソンのアルバム『プシー・キャッツ』にドラマーとして参加した^[3]。

彼はザ・フーのメンバーの中で唯一ソロ作品を発表していなかったが、二人の影響もあって本作を製作した。アルバム・タイトルが示すかのように収録曲10曲の全てのリード・ヴォーカルを担当し^{[注釈 5]}、ドラムスを演奏したのは3曲だった。

邦題は日本盤に準拠^[4]。

1. ^ 妻キムは1973年に娘アマンダを連れて家を出た。夫婦は1975年に離婚した。
2. ^ 本作のアルバム・ジャケットにムーンと共に写っている。
3. ^ 隣の住人はスティーブ・マックイーンだった。
4. ^ ムーンが出演した映画『ドラキュラの息子』（1973年）の主役を務めた。
5. ^ ザ・フーの作品でリード・ヴォーカルを担当したのは数曲だった。

• Neill, Andy; Kent, Matt (2007). Anyway Anyhow Anywhere: The Complete Chronicle of The Who 1958-1978. London: Virgin Books. ISBN 978-0-7535-1217-3 
• Walter-Lax, Annette; Brown, Spencer (2019). The Last Four Years: A Rock Noir Romance. Independently published. ISBN 9781672436427 

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