トーマス・ズパッキ
トーマス・マシュー・ズパッキ(Thomas Mathew Szapucki, 1996年6月12日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州オーシャン郡トムズリバー出身のプロ野球選手(投手)。左投右打。MLBのデトロイト・タイガース傘下所属。 英語発音ではザパッキー(za-PUCK-ee)が近い[1]。メディアによっては「ザプーキ」と表記されることもある。Szapuckiはハンガリーに見られる人名でハンガリー語ではシャプキと発音するのが近い。 経歴プロ入りとメッツ時代2015年のMLBドラフト5巡目(全体149位)でニューヨーク・メッツから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・メッツでプロデビュー。3試合に登板して防御率15.43、3奪三振を記録した。 2016年はアパラチアンリーグのルーキー級キングスポート・メッツとA-級ブルックリン・サイクロンズでプレーし、2球団合計で9試合に先発登板して4勝3敗、防御率1.38、86奪三振を記録した。 2017年はA級コロンビア・ファイヤーフライズでプレーし、6試合に先発登板して1勝2敗、防御率2.79、27奪三振を記録した。7月にはトミー・ジョン手術を受けている[2]。 2018年は前年の手術の影響もあって全休した。 2019年はA級コロンビア、A+級セントルーシー・メッツ、AA級ビンガムトン・ランブルポニーズでプレーし、3球団合計で21試合(先発18試合)に登板して1勝3敗、防御率2.63、72奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]。 2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されず、メジャーにも昇格しなかったため、公式戦の登板は無かった。 2021年5月27日にメジャー初昇格を果たしたが、登板機会が無いまま翌28日にAAA級シラキュース・メッツへ配属された。6月29日に再昇格する[4]と、翌30日のアトランタ・ブレーブス戦でメジャーデビュー。だが、3.2回を投げて6失点を喫するなど炎上した[5]。 2022年5月25日に再びアクティブ・ロースターに追加され[6]、その日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に登板したが、1.2回を投げて9失点を喫した。 ジャイアンツ傘下時代2022年8月2日にダリン・ラフとのトレードでニック・ズワック、カーソン・セイモア、J.D.デービスと共にジャイアンツへ移籍した[7]。この年、ジャイアンツではほぼ一年間マイナーで過ごした為、メジャーでの登板機会は無かった。 2023年は開幕前の3月30日に左腕を痛めた為、シーズンを全休した。オフの11月17日にノンテンダーFAとなった[8]。11月18日にマイナー契約でジャイアンツと再契約を結んだ[9](同月30日にAAA級サクラメント・リバーキャッツに配属[10])。 2024年は開幕前のスプリングトレーニングに招待選手として参加したが、開幕はAAA級サクラメントで迎えた[10]。この年は故障の影響で長期離脱した為、シーズンを棒に振った。オフの11月4日にFAとなった[10]。 タイガース傘下時代2025年2月14日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結び、同日中にA-級レイクランド・フライングタイガースに配属された[10][11]。 投球スタイル最速94mph[12](約151.2km/h)の速球にチェンジアップやカーブなどの球種を投げ分ける。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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