「ドクターの日 」(ドクターのひ、原題: "The Day of the Doctor ")は、イギリス のSFドラマ 『ドクター・フー 』50周年記念スペシャルエピソード[ 1] [ 2] [ 3] 。脚本はファイス・ペンホールと共にエグゼクティブ・プロデューサー を担当していた[ 4] スティーヴン・モファット が執筆した[ 5] 。2013年11月23日に BBC One で2D版と3D版の両方が放送された[ 6] [ 7] 。本作は世界94ヶ国で同時放送が行われ[ 7] [ 8] 、複数の映画館で3D上映が行われた[ 9] 。テレビドラマのサイマル放送 としては世界最大規模であったことからギネス世界記録 を達成し[ 8] 、2014年英国アカデミー賞テレビ部門 を Radio Times Audience Award で受賞した[ 10] 。
77分におよぶ本作では、ウォードクター(演:ジョン・ハート )がダーレク とタイムロード の両方を滅ぼす決断をしたタイム・ウォー 最後の日が描かれ、それと並行する形で現代の対エイリアン組織UNITはザイゴン の侵略に抵抗する。最終的に、ウォードクターと11代目ドクター(演:マット・スミス )と10代目ドクター(演:デイヴィッド・テナント )はクララ・オズワルド (演:ジェナ・ルイーズ・コールマン )の説得によりガリフレイの破壊ではなく時間凍結を選び、タイムロードの絶滅を回避する。彼らが決断を変えたことは時空間の歪みにより最も未来に位置するドクターだけが記憶することとなり、11代目ドクターは救った故郷を見つけるために旅を続ける。
本作にはスミスが11代目ドクター役、コールマンがクララ役で出演したほか、かつての主演であったテナントが10代目ドクター役、ビリー・パイパー がローズ・タイラー の姿を投影する終末兵器モメントとして出演した。モメントの投影はウォードクター以外の登場人物には不可視という設定になっている。他には当時未登場であった12代目ドクター役のピーター・カパルディ と4代目ドクター役のトム・ベイカー がカメオ出演した。ジョアンナ・ペイジ (英語版 ) はエリザベス1世 役[ 11] 、ジェマ・レッドグレイヴ がレスブリッジ・スチュワート准将の娘ケイト・スチュワート役で出演した [ 12] 。エイリアンとしてはダーレク[ 13] と、「ザイゴンの脅威 」(1975年)で登場した変身エイリアンのザイゴンが再登場した[ 14] 。
番組の50周年を記念して、番組の歴史を通して登場した様々なコンセプトへの言及や暗示がなされた。本作は批評家から絶賛を受け、シリーズのプロデューサーであるマーカス・ウィルソンは本作を「ファンへのラブレターだ」と表現し、BBC One の管理官の1人であるダニー・コーヘン (英語版 ) は「イベントドラマだ」とコメントした[ 5] [ 15] 。
ミニエピソード
スティーヴン・モファット が執筆した2本のミニエピソード「ドクター前夜 」(2013年11月14日)と "The Last Day "(2013年11月21日)が「ドクターの日」の放送に先駆けて公開され、ドクターの種族であるタイムロード と宿敵ダーレク の間で起きた戦争タイム・ウォー が描写されている。
「ドクター前夜」では8代目ドクターが再生してウォードクターになる様子が描かれる。宇宙船の墜落後、カーンの修道女に蘇生されたドクターはドクターの誓いを捨てて戦士になることを決意し、人工的に再生を制御してウォードクターになる。
"The Last Day" はヘルメットにカメラを装着したガリフレイの兵士の1人の記録映像という形式で、アルカディアがダーレクに攻め滅ぼされる直前を描いている。アルカディア陥落は「ドクターの日」の題材になったタイム・ウォー最後の日の中心的な戦いとなる。
連続性
番組の50周年記念スペシャルとして、本作にはこれまでのエピソードへの言及が数多く取り上げられている。
冒頭は1963年に番組が開始された際のオープニングのアレンジで始まる。第1シーズン第1話 "An Unearthly Child " に対応して警察官が I.M. Foreman の看板の前を通り過ぎ、さらにその最初の数秒は2人以上のドクターが対峙したクラシックシリーズ最後のエピソードである The Two Doctors (1985年)と同様にモノクロで放映されている。コールヒル高校 (英語版 ) はドクターの孫娘スーザン・フォアマン (英語版 ) が1963年の地球に居た時に所属していた学校であり、Remembrance of the Daleks (1988年)にも登場した。学校の看板によると、学校理事会の議長は1963年当時理科教員であった初代コンパニオンの3人のうちの1人イアン・チェスタトン (英語版 ) であり、校長の W. Coburn は An Unearthly Child の監督と脚本家ワリス・フセイン とアンソニー・コバーン (英語版 ) に由来している[ 16] 。クララは「セントジョンの鐘 」(2013年)に登場したドクターの反重力バイクで午後5時16分を示す時計の横を通り抜けているが、この時刻は BBC TV で An Unearthly Child が放送された時刻であった。当初 An Unearthly Child はグリニッジ標準時 で11月23日午後5時15分からの放送が予定されていたが、1分20秒遅れて放送されていた[ 17] [ 18] 。
ターディス がUNITに回収された際、UNITのヘリコプターが使用したコールサイン "Greyhound leader" はレスブリッジ・スチュワート准将のコールサインを反映している[ 19] 。レスブリッジ・スチュワート准将の娘ケイトはUNITの司令官としてかつての彼の役職を引き継いでいる。准将は3代目ドクター以降の中心的な登場人物であり、2代目ドクターの The Web of Fear (1968年)から7代目ドクターの Battlefield (1989年)まで登場した。ドクターの数多くの歴代コンパニオンと共に准将の写真も本作に登場している。ケイトの台詞から、彼がドクターと共に活動していたのは劇中でも主に70年代から80年代であったことが示唆されている[ 19] 。
10代目ドクターの物語も本作で大きく取り上げられた。彼とエリザベス1世の結婚は「言葉の魔術師 」(2007年)や「時の終わり 」パート1(2009年)で言及されており、本作でついに回収されることとなった[ 20] 。また、10代目ドクターが「永遠の別れ 」(2006年)で触れていたアルカディアの陥落も本作で描写された。11代目ドクターがクララに事態を説明する時に"タイミーワイミー"[ 注 1] という語を使った際、ウォードクターはそれを馬鹿にし、10代目ドクターも「全くどこでそんな言葉を覚えたんだか」とコメントしたが、このフレーズは「まばたきするな 」(2007年)で他ならぬ10代目ドクターが最初に使用していた[ 20] 。さらに彼は未来のドクターの墓がある惑星トレンザロアのことを知ると "I don't want to go…"[ 注 2] と述べており、これは「時の終わり」パート2(2010年)で彼が再生間際に放った最期の言葉と一致する。これについて11代目ドクターはその台詞が彼らしいとコメントしている[ 16] 。終末兵器モメントも「時の終わり」で最初に言及され[ 21] 、本作でついに姿を現わしたモメントは「分かれ道 」(2005年)でローズ・タイラー がタイム・ヴォルテックスを吸収した際の姿を反映し彼女を模倣した[ 16] 。
ロンドン塔のブラックアーカイブには、ドクターの歴代コンパニオンの写真と共にUNITが収集した地球外の技術が数多く収容されている。リヴァー・ソング のハイヒール(「天使の時間 」「肉体と石 」、2010年)やマグネクランプ(「嵐の到来 「永遠の別れ 」、2006年)[ 22] 、クラシックシリーズのサイバーマンの頭部、9代目ドクターのコンパニオンであったジャック・ハークネス の時空操作機が保管されている。
本作以前のマルチドクターストーリー The Three Doctors (1973年)と The Five Doctors (1983年)への言及もなされた[ 19] 。11代目ドクターは10代目ドクターとウォードクターを"ズック とお爺ちゃん"と呼んでおり、これは The Three Doctors で初代ドクターが2代目ドクターと3代目ドクターを"ダンディとピエロ"と呼んだ[ 注 3] ことを反映している[ 19] 。同様に、タイムロードの台詞 "I didn't know when I was well-off. All twelve of them."[ 注 4] は、The Three Doctors でのレスブリッジ・スチュワート准将の台詞 "Three of them, eh? I didn't know when I was well off." を反映している[ 23] 。また、ケイトが求めた准将の極秘ファイル"クローマー (英語版 ) "は、The Five Doctors で別の宇宙へ転送された准将が所在地をノーフォーク だと当初認識していたことに由来する[ 24] 。終盤で10代目ドクターが11代目ドクターに告げた台詞 "It's good to know my future is in safe hands."[ 注 5] は、初代ドクターが5代目ドクターに The Five Doctors で告げたものを再利用している[ 25] 。ウォードクターが出現した際のクララの台詞 "I think there's three of them." にケイトは "There's a precedent for that" と返しており、これは The Three Doctors を反映している[ 19] [ 注 6] 。
この他にも過去作の台詞が再登場した。11代目ドクターのフレーズ "reversing the polarity "(極性の反転)は3代目ドクターが頻繁に口にしたフレーズでもある。ターディスが3人の異なるドクターの趣味に合わせようと内装を変更する場面、10代目ドクターが11代目ドクターのターディスの内装をイマイチだと述べた。内装に対する批判は2代目ドクターが The Three Doctors で3代目ドクターに述べていたもので、The Five Doctors でも2代目ドクターが口にしているほか、「子連れのコンパニオン 」(2011年)では11代目ドクターがクレイグに同様の発言をした[ 16] 。ウォードクターが再生直前に述べた台詞 "....wearing a bit thin."[ 注 7] は、The Tenth Planet (1966年)で初代ドクターが再生直前に述べた "this old body of mine is wearing a bit thin." という台詞を元にしている[ 16] 。さらにウォドクターは再生中に次の姿は耳が小さいことを望んでいたが、これは彼から再生した9代目ドクター(演:クリストファー・エクルストン )の耳が大きいことが劇中で何度も揶揄されていたことにちなんでいる。
モメントはターディスの音を "wheezing, groaning sound"[ 注 8] と表現している。この表現は小説などに典型的である[ 26] 。
キャスト
ドクター
他のキャストメンバー
ザイゴンの衣装と特殊メイク
製作
配役
デイヴィッド・テナントとビリー・パイパーは両者とも復帰し50周年記念スペシャルに出演した。
2013年3月30日に配信エラーが起こり、Doctor Who Magazine の多くの購読者が公式の公開日よりも5日早く号を受け取った[ 11] 。当該号にはかつて10代目ドクターとローズ・タイラーを演じていたデイヴィッド・テナントとビリー・パイパーがジョン・ハートと共に50周年記念スペシャルに出演するという公式な告知が掲載されていた[ 11] 。モファットは前任の番組総責任者ラッセル・T・デイヴィス のストーリー・アークを加えることを快く思わなかったため、当初はローズを復帰させることに意欲的ではなかったが、彼女をローズ本人ではなくバッドウルフの人格として登場させるコンセプトを好み、さらに『ドクター・フー』復活のシンボルとしてパイパーがスペシャルには必要だと感じた[ 30] 。
ジョン・ハートは役のオーディションを受けたのではなく、製作チームから以来を受け、即座に請け負ったという[ 38] 。彼の衣装には粗雑で頑健な印象を強調する意図があり、髭をそのままにしてほしいというハートの要望もこの効果に拍車をかけた。なお、これらの効果は視聴者をミスリードさせる目的のものであった[ 38] 。
クリストファー・エクルストンはモファットと記念エピソードの計画を話し合っていたが、最終的に9代目ドクター役での出演を拒否する形となった[ 39] 。後にエクルストンは、"9代目ドクターへの正義"を果たせなかったことと当時のBBCとの諍いがあったことを理由に辞退したと主張した[ 40] 。
脚本
「ドクターの日」を執筆した製作総指揮者スティーヴン・モファット は、『ドクター・フー』の物語を変えるとだろうと主張した[ 41] 。
「ドクターの日」は『ドクター・フー』の当時の筆頭脚本家スティーヴン・モファットが脚本を執筆し[ 5] 、マーカス・ウィルソンがプロデューサーを、ニック・ハラン (英語版 ) が監督を担当した[ 42] 。モファットは2011年下旬という早期から50周年記念エピソードのアイディアを練っており、2011年の映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 』のインタビューで製作チームが50周年記念エピソードですべきことを理解し力を入れ始めているとコメントし[ 43] 、2012年下旬に「ドクターの日」の脚本の執筆を開始した。当時はセキュリティ上の注意事項として脚本のコピーは一切作成せず、その代わりに必要な時まで彼のコンピュータ内に厳重に保管されていた[ 44] 。彼はエピソードの公開に先駆けて50周年記念エピソードについての噂が全て事実に基づかないことを表明し[ 45] 、エピソードが『ドクター・フー』の物語を変えることになるだろうとも後に語った[ 41] 。
また、モファットは「マネキンウォーズ 」での描写から9代目ドクターがまだ新しいドクターであると感じ、彼がモメントを起動したとは考えられなかった。8代目ドクターがモメントを起動する様子も想像できなかったという[ 46] 。エクルストンの出演拒否が明確になると、モファットは考えていた別のコンセプトである、1エピソードのみ登場するドクターを主人公にすることを中心に据えた[ 46] 。さらに彼はクラシックシリーズの歴代ドクターの中でウィリアム・ハートネルの初代ドクターを登場させたいと考え、未来の自分を見て「自分は何者になってしまったのか」と問うてほしいと感じた。彼は10代目と11代目ドクターの深淵に潜む、最も恐ろしいことをした危険なドクターを描写しようと考えた[ 47] 。エピソードを取り巻く計画のストレスゆえ、第7シリーズの製作はモファットにとって最も気に入らないものであった[ 48] 。
モファットは、ビリー・パイパーが「盗まれた地球 」「旅の終わり 」など第4シリーズや2010年新春スペシャル「時の終わり 」パート2で何度もローズ・タイラー役としてカメオ出演していたことから、彼女の復帰には何か異なるものをもたらすことが重要だと感じた。パイパーはローズというキャラクターを愛していたが、モファットの想いに同意した[ 49] 。
スミスとテナントは本作での共演に至ったものの、当時はどちらの俳優もシリーズの契約を結んでいなかったため、モファットはある時点で、どちらかが辞退した場合に備えて、コールマンを唯一のレギュラーキャストとして起用するというプロットを考案した[ 50] 。マット・スミスが降板の予定を立てていることを知っていたモファットは、全てのドクターが集結してガリフレイを救う場面で、誰が配役されるかも知らない段階で特別に12代目ドクターを僅かに登場させることにした。後にモファットは全ドクターがガリフレイを救いに飛ぶ場面を最初から計画していたと主張し、撮影時には新しいドクター役俳優も決定していると把握していた[ 51] 。
モファットは原題 The Day of the Doctor について、周囲の人間に起こる出来事から彼らを救っているドクターが今回はドクター自身に起こる出来事に対処していることから、週の物語ではなく彼自身にとって重要な日であると説明した[ 52] 。
撮影
「ドクターの日」は3Dで撮影されたため、通常の撮影よりも長い時間が掛かり、CGIのショットには2回のレンダリングが要された[ 53] 。
「ドクターの日」のレギュラー撮影は2013年3月28日に始まって5月4日に完了した。最初の3日間はカーディフ湾 (英語版 ) Porth Teigr の Roath Lock studios にて、ナショナル・ギャラリー や11代目ドクターのターディスのシーンが撮影された[ location 1] 。
屋外での撮影は4日目すなわち2013年4月2日に開始され[ 32] 、最初の屋外のシーンはニース のトナ (英語版 ) に位置するアイビー・タワーで撮影された[ location 2] 。クララがバイクを運転してターディスに向かう場面やヘリコプターでUNITがターディスを運搬する場面などを含む屋外シーンセクションはベドリノグ (英語版 ) の Gelligaer Common Road で撮影が行われた[ location 3] 。残りの後のシーンは4月6日にMODセントアサン (英語版 ) [ location 4] と4月9日にトラファルガー広場 で撮影された[ 54] [ location 5] 。
2013年5月2日、An Unearthly Child (1963年)、Attack of the Cybermen (1985年)、Remembrance of the Daleks (1988年)でも登場した Totter's Lane とコールヒル高校のシーンがカーディフで撮影された[ 55] 。エピソードの撮影は2013年5月5日に完了し、最後の2日はミニエピソード「ドクター前夜 」の製作に使用された[ 56] 。最後の撮影ピースは10月3日で、主要撮影が完了した5ヶ月後のことであった。この撮影ではピーター・カパルディ がカメオ出演し、「ドクターの時 」(2013年)と同時に撮影された[ 57] 。
マイク・タッカー (英語版 ) と彼の会社 The Model Unit は、タイム・ウォーのシーン用にタイムロードのキャノン砲やウォードクターのターディスなど、ミニチュアを製作して撮影を行った。使用されたダーレクのミニチュアは Character Options 製の18インチの音声対話型の玩具であった。ダーレクの玩具を撮影の模型に使用することはクラシックシリーズの全ての軍隊全体に使用された一般的な手法であった[ 58] 。
マーケティング
ミニエピソード
7分間のミニエピソード「ドクター前夜」は2013年11月14日に公開され、8代目ドクター(演:ポール・マッギャン )がウォードクター(演:ジョン・ハート)に再生する様子が描写された[ 59] 。さらに4分間のミニエピソード "The Last Day " が2013年11月20日に公開され、アルカディア陥落の始まりが描写された[ 60] 。
予告編
本作の最初の予告編は2013年7月にコミコン・インターナショナル の参加者向けに公開され[ 61] 、オンラインに予告編を公開しないというBBCの決断は議論を呼んだ[ 62] [ 63] [ 64] 。7月26日に発表されたBBCの声明では、この予告編はコミコン参加者専用のものであり、それ以外の視聴者向けのコンテンツは後日発表される予定であると説明された[ 65] 。
9月28日にBBCは予告編が撮影されポストプロダクション の段階にあると発表[ 66] 。10月19日にマット・ロザッソが監督し特別に製作したテーザートレイラーが BBC One で放送され、その後オンライン上にも投稿された。当該予告編にはマット・スミスのモノローグと共に番組の歴史の象徴が描写され、歴代ドクターのショットにはCGIとボディ・ダブルが使用された[ 67] [ 68] 。
グリニッジ標準時で11月9日午後8時にはイギリス国内で公式予告編が放送された。BBCラテンアメリカのFacebook で11月9日に予告編がリークされたため、BBCは予定を前倒しして公式に予告編を公開した。2番目の予告編も後に公開された[ 69] 。11月15日には「ドクターの日」のクリップ映像がBBCの『チルドレン・イン・ニード (英語版 ) 』で公開された[ 70] 。
さらに、メインの予告編の公開前に11代目ドクターとクララが見かけ上あり得ない絵を調べている短いクリップ映像が公開された。2013年11月10日には11代目ドクターが "The clock is ticking" と告げる広告が BBC One の番組に割り込む形で放送された[ 71] 。これは11月11日には別の中断広告があり、そこでは11代目ドクターが "It's all been leading to this..." と主張していた[ 72] 。
SNS広報
9月28日にBBCはTwitterのハッシュタグ #SaveTheDay と通信所識別を明らかにした[ 73] 。ハッシュタグと通信所識別は BBC One でドラマ Atlantis の放送前後に提示された。ハッシュタグはその後の宣伝素材に使用され、11月7日にはスミスがドクター役で出演する広告動画がハッシュタグ付きで公開された。また、内容を明らかにするWebサイトも立ち上げられた[ 74] 。
放送と反応
「ドクターの日」を同時放送した国 テレビで放送された国
映画館で上映された国
テレビと映画館の両方で放映された国
BBCは世界94ヶ国で「ドクターの日」を同時放送し[ 75] to avoid plot leaks.[ 7] [ 76] 、テレビドラマとしてはサイマル放送 史上最多国数を記録してギネス世界記録 を受賞[ 8] [ 77] 。英語圏以外の国でも翻訳され放送された。
全英映像等級審査機構 は中程度の暴力的なシーンと残酷な描写から「ドクターの日」をPG(Parental Guidance)に指定した[ 78] 。オーストラリア等級審査委員会 も中程度のSFテーマと暴力を理由にPGに指定し、性的なテーマについては非常にマイルドであると評価した[ 79] 。イギリスでは午後7時50分に放送され[ 80] 、前後にはイベントの放送など『ドクター・フー』関連番組が放送された。
Canadian motion picture rating system (en ) は「ドクターの日」をアルバータ州 でPG[ 81] 、マニトバ州 でG[ 82] 、ケベック州 でG[ 83] と評価した。
2013年11月24日を含めると映画・テレビでの放映国は100ヶ国を超えた[ 84] 。
テレビ
本作は BBC One と BBC One HD で放送され、BBC One HD Red Button では3Dで放送された。ニュージーランド ではPrime 、アメリカ合衆国 ではBBCアメリカ で、カナダ ではSpace で放送された。英語圏のアジアとアフリカではBBCエンターテインメント が公開した。
映画
映画版では、ソンターラン役のダン・スターキー が出演する注意喚起ビデオや、主演ドクター役3人が出演するビデオが上映前に放映された[ 86] 。
批評家の反応
「ドクターの日」は批評家から高い評価を受けた。デイリー・テレグラフ のベン・ローレンスは本作に星5つを与え、「魅力的かつエキセントリックで、非常に非常にイギリス的だ」と述べた[ 92] 。Den of Geek のサイモン・ブリューは本作を称賛し、「コメディと野心そしてすっかりエンターテインメントで脈動している」と主張した。しかし、彼はザイゴンのサブプロットについては否定的なコメントをしており、ドクターがガリフレイを破壊したのではなく救っていたという暴露にも否定的であった[ 94] 。ザ・ミラー のジョン・クーパーは本作に星5つを与え、「筋金入りのファンが好きな番組の美しい再発明をするだけでなく、カジュアルな視聴者にも素晴らしいストーリーを与え、なぜ私たちはすべてこの番組をそんなに愛しているのかを思い出させてくれる」と主張した[ 95] 。SFX も本作に星5つを付け、完璧ではないと評価しつつ、過去と現在と未来を結び付けた手法を称賛した[ 96] 。
マッシャブル のクリス・テイラーは本作が「ファンと新規参入者を喜ばせるためにデザインされたもの」であり、「ドクターがこれまで以上に故郷と心に彼の多くの道を見つけている理由を示している」と述べた[ 97] 。ガーディアン 紙のヴィヴ・グロスポクは本作の様々な要素を批判したが、「それだけの価値があった」と結論付けた[ 98] 。
レーティング
イギリスでの当夜の視聴者数は1018万人に達し[ 99] 、タイムシフト視聴者を加算すると1280万人に上り、2008年に1310万人を記録した「もうひとりのドクター 」以来の高記録を達成した[ 100] 。その週ではイギリスのテレビ番組で最も多くの視聴者を動員し、これまでの『ドウター・フー』のエピソードではわずか2話しか成し遂げられなかった記録に至った[ 101] 。映画の興行収入は170万ポンド(220万アメリカドル)に達し、その週のイギリスの映画チャートでは『ハンガー・ゲーム2 』と『ゼロ・グラビティ (映画) 』に次ぐ第3位となった[ 102] 。さらに「ドクターの日」は放送から24時間以内に BBC iPlayer で127万リクエストを受け、リクエスト数は2013年12月3日までに290万に上った[ 103] 。最終視聴者数の記録に基づくと、本作は2013年で最も視聴されたドラマとなった[ 103] 。Appreciation Index は88を記録した[ 104] 。
BBCアメリカ のサイマル放送の合計視聴者数は240万人に達し、1ヶ月後に「ドクターの時 」が放送されるまで[ 105] の間、BBCアメリカ史上最高視聴者数の座に就いた[ 106] 。
世界的な興行収入は1020万ドルを記録した[ 107] 。アメリカ合衆国では660館で上映され、興行収入は480万ドル(約300万ポンド)を叩き出した[ 108] 。オーストラリアでは2回の放送で合計195万人の視聴者を獲得しており、ABC1 でのライブ放送では59万人、午後7時30分からの再放送で136万人が視聴した。興行収入は合計154万人を記録し、オーストラリアの映画チャートで第3位となった[ 109] [ 110] [ 111] 。さらに、ABC iview では5万1000再生を1日で記録した[ 111] [ 112] 。ニュージーランドでのサイマル放送では4万2000人、午後8時30分の再放送では17万7510人が視聴し、その日のPrimeの最高視聴者数を記録した。なお、この数字はリアルタイム視聴者[ 113] とタイムシフト視聴者[ 114] の合算であり、全てを合計すると21万9510人の視聴者がいたことになる。カナダのSpaceでは合計視聴者数は170万人に達し、その意のカナダのエンターテインメント番組では最も多く視聴され、リアルタイム視聴者数は午後2時50分(東部標準時 )に110万人を記録し、チャンネル史上最高値を更新した[ 115] 。
ソーシャルアナリティクスWebサイト SecondSync によると、『ドクター・フー』は放送の間に50万ツイートを集め、ピークは放送冒頭で1分間に1万2939ツイートを記録した[ 116] 。
受賞とノミネート
「ドクターの日」は2014年に英国アカデミー賞テレビ部門 で Radio Times Audience Award を受賞[ 10] 。また、2014年ヒューゴー賞映像部門 短編部門にもノミネートされた[ 117] 。
Doctor Who Magazine での投票では、「ドクターの日」は番組50年の歴史の中で最も人気のエピソードに選ばれた[ 118] 。
ホームメディア
「ドクターの日」のDVDと3Dブルーレイは2013年12月にイギリスで発売された[ 119] [ 120] 。オーストラリアでは2013年12月4日、北アメリカでは2013年12月10日[ 121] に発売された。2014年9月8日には "50th Anniversary Collectors Boxset" として「ドクターの名前 」、「ドクター前夜 」、"An Adventure in Space and Time "、"The Five(ish) Doctors Reboot "と共に収録されて再発売された。再発売の際には「ドクターの日」の読み合わせの映像も収録された[ 122] 。
日本での展開
日本 では2015年3月6日に「ドクターの時」と共に同梱されてスペシャル版DVDが角川書店 から販売された[ 123] 。デイヴィッド・テナントとビリー・パイパーの吹替にはNHKで放送されていた頃と同じく関俊彦 と坂本真綾 が起用された一方、クリストファー・エクルストンとトム・ベイカーの吹替は山路和弘 と玄田哲章 から祐仙勇 と小田柿悠太 に変更された。また、ジョン・ハートの吹替も祐仙勇が担当した。マット・スミスとジェナ・ルイーズ・コールマンは通常通り川島得愛 と原島梢 が吹替を担当した[ 124] 。また、DVDには特典映像としてソンターランの注意喚起ビデオ「劇場鑑賞の心得」と「ドクター前夜」が収録された[ 125] 。
2015年7月27日にはHulu で「ドクターの日」の配信が開始された[ 126] 。
サウンドトラック
マレイ・ゴールド の作曲として、「ドクターの日」の音楽が2014年11月24日に Silva Screen Records から発売された。アルバムにはエピソードで使用されていないマテリアルも収録されている[ 127] 。
書籍版
「ドクター前夜」のストーリーラインを含めてスティーヴン・モファットが小説化した「ドクターの日」のペーパーバックとデジタル版は、Target Collection の一部として2018年4月5日に発売された[ 128] [ 129] 。
注釈
^ 日本語吹替版では「時空が……ズレて……時空軸なんだ」。
^ 日本語吹き替え版では「行きたくないんだ」
^ a dandy and a clown
^ 日本語吹き替え版では「信じられん光景だ、ドクターが12人も」。
^ 日本語吹き替え版では「未来の僕が君で安心したよ」。
^ 日本語吹き替え版ではクララが「3人に増えたみたい」と言い、ケイトが「別に驚かないわ」と返している。
^ 日本語版では「努めは果たした」。
^ 日本語吹き替え版では「唸るようなあの音」。
出典
^ Radio Times Staff (2013年9月10日). “Doctor Who 50th Anniversary Special title revealed ”. RadioTimes. 2013年9月10日閲覧。
^ BBC News (2013年9月10日). “Doctor Who 50th anniversary schedule announced by BBC ”. BBC . 2013年9月10日時点のオリジナル よりアーカイブ。2013年9月10日閲覧。
^ Mellor, Louisa (2013年9月10日). “Doctor Who 50th anniversary special title revealed ”. Den of Geek. 2013年9月10日閲覧。
^ “Caroline Skinner steps down as Executive Producer of Doctor Who ”. Media Centre . BBC (2013年3月13日). 2013年3月14日閲覧。
^ a b c “BBC announces Doctor Who 3D special” . BBC News Entertainment & arts (UK: BBC). (2013年2月11日). https://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-21413511
^ “Doctor Who: David Tennant returns for anniversary show” . BBC News . (2013年3月30日). https://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-21980892 2013年3月30日閲覧。
^ a b c “'Doctor Who' 50th anniversary to be simulcast worldwide to avoid leaks” . Digital Spy . (2013年7月26日). http://www.digitalspy.co.uk/british-tv/s7/doctor-who/news/a501432/doctor-who-50th-anniversary-to-be-simulcast-worldwide-to-avoid-leaks.html 2013年7月26日閲覧。
^ a b c “Guinness World Record for the Day of the Doctor ”. BBC (2013年11月24日). 2013年11月24日閲覧。
^ “Doctor Who will be portrayed in fantastic 3D and hits cinemas for 50th anniversary ”. This Week (2013年2月12日). 2013年4月2日閲覧。
^ a b “Broadchurch wins three TV Bafta awards” . BBC News . (2014年5月18日). https://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-27427528 2014年5月18日閲覧。
^ a b c d “Doctor Who Announces All-Star Cast for 50th Anniversary ”. BBC (2013年3月30日). 2013年3月30日閲覧。
^ a b “Reunited: Jemma Redgrave Returns for the Anniversary Special ”. BBC (2013年4月8日). 2013年4月9日閲覧。
^ Doctor Who (2013年7月22日). “The Daleks to Return in the Anniversary Special! ”. British Broadcasting Corporation . 2013年7月22日閲覧。
^ “The Zygons Return for the 50th Anniversary Special ”. BBC (2013年4月2日). 2013年4月2日閲覧。
^ “BBC1 Controller Danny Cohen outlines new commissions and five key themes for 2013” . Radio Times . (30 November 2012). http://www.radiotimes.com/news/2012-11-30/bbc1-controller-danny-cohen-outlines-new-commissions-and-five-key-themes-for-2013 .
^ a b c d e Patrick, Seb (2013年11月25日). “'Doctor Who': The 13 Best Callbacks and References in 'The Day of the Doctor' ”. Anglophenia . BBCアメリカ . 2013年11月30日閲覧。
^ Howe, Stammers, Walker (1994), p. 54
^ “An Unearthly Child ”. BBC (2012年8月16日). 2020年9月10日閲覧。
^ a b c d e Wilson, Dan (2013年11月24日). “16 nostalgic classic Doctor Who hat-tips in the Day of the Doctor – what did you spot?” . Metro . http://metro.co.uk/2013/11/24/15-nostalgic-classic-doctor-who-hat-tips-in-the-day-of-the-doctor-what-did-you-spot-4199273/ 2013年11月30日閲覧。
^ a b Cho, Kassy (2013年11月27日). “List of References and Easter Eggs in "The Day of the Doctor" ”. WordPress. 2013年12月7日閲覧。
^ ラッセル・T・デイヴィス (脚本)、ユーロス・リン (英語版 ) (監督)、トレイシー・シンプソン (英語版 ) (監督) (25 December 2009 – 1 January 2010). 時の終わり . ドクター・フー . BBC. BBC One.
^ “14 hidden details you missed in 'Doctor Who: The Day of the Doctor' ”. Hypable . 2014年12月9日時点のオリジナル よりアーカイブ。2014年10月28日閲覧。
^ Johnston, Rich (2013年11月23日). “Fifty Thoughts About Doctor Who: The Day Of The Doctor (Update) ”. Bleeding Cool. 2013年12月7日閲覧。
^ Wilkins, Alasdair (2013年11月23日). “Doctor Who: "The Day Of The Doctor"” . The A.V. Club . http://www.avclub.com/review/the-day-of-the-doctor-105925 2013年12月7日閲覧。
^ Liew, Tim (2013年11月24日). “Doctor Who 50th anniversary special: The Day of the Doctor – Whoniverse references ”. Slouching Towards TV. 2013年12月7日閲覧。
^ “The Tome Lord” . BBC News Magazine 23 June 2009 . (2009年6月23日). http://news.bbc.co.uk/1/hi/magazine/8113603.stm 2020年9月10日閲覧。
^ Sources that refer to John Guilor's role as the voice of the First Doctor in the special include:
^ a b “Doctor Who fans watch 50th anniversary special ”. bbc.co.uk/news . BBC News (2013年11月23日). 2013年11月23日閲覧。
^ a b “Doctor Who 50th anniversary special features surprise double cameo appearances ”. radiotimes.com . ラジオ・タイムズ (2013年11月23日). 2013年11月23日閲覧。
^ a b Wicks, Kevin (2013年11月24日). “'Doctor Who': Steven Moffat Explains Billie Piper's Role in the 50th ”. BBCアメリカ . 2013年11月25日閲覧。
^ Tobin, Christian (2013年4月1日). “'Doctor Who': Gavin & Stacey's Joanna Page joins 50th anniversary cast ”. Digital Spy . 2013年4月2日閲覧。
^ a b Leigh, Rob (2013年4月3日). “Who's David Tennant talking to? First location pics of Tenth Doctor and Joanna Page filming 50th anniversary special ”. 2013年4月3日閲覧。
^ “New drama role for Joanna Page ”. RTÉ (2013年4月16日). 2013年4月20日閲覧。
^ “50th Anniversary Specials: What We Know ”. DoctorWhoTV.com (2013年9月30日). 2013年9月30日閲覧。
^ Jeffery, Morgan (2013年4月9日). “'Doctor Who' 50th video: Jenna-Louise Coleman, Jemma Redgrave on set ”. 2013年4月9日閲覧。
^ “BBC One – Doctor Who, The Day of the Doctor ”. BBC.co.uk (2013年11月16日). 2013年11月16日閲覧。
^ “First 50th Anniversary Casting ”. Doctor Who TV (2013年3月28日). 2013年4月5日閲覧。
^ a b Setchfield, Nick (2013年11月7日). “Exclusive – Steven Moffat Talks John Hurt and The Day of the Doctor ”. SFX . 2013年11月10日閲覧。
^ Jeffery, Morgan (2013年4月5日). “'Doctor Who' 50th: BBC denies Christopher Eccleston 'quitting' rumors – Doctor Who News – Cult ”. Digital Spy . 2013年4月5日閲覧。
^ “Christopher Eccleston turned down Doctor Who's 50th anniversary because it 'didn't do justice' to the Ninth Doctor ”. Radio Times . 2019年9月19日閲覧。
^ a b “The Day of the Doctor to "change the narrative" of Doctor Who says Steven Moffat ”. The Mirror . The Mirror (2013年10月31日). 2013年11月3日閲覧。
^ Tarley, Rachel (2013年12月7日). “Doctor Who 50th anniversary director named as Nick Hurran | Metro News ”. Metro.co.uk. 2013年4月5日閲覧。
^ “Moffat "Revving up" for 50th Anniversary ” (2011年11月9日). 2014年10月28日閲覧。
^ Brown, David (2013年3月18日). “Steven Moffat: Doctor Who 50th anniversary script is kept under lock and key ”. ラジオ・タイムズ . 2013年10月19日閲覧。
^ Doctor Who (2013年5月13日). “Steven Moffat Laughs Off 50th Anniversary Rumors! ”. Digital Spy . 2013年5月13日閲覧。
^ a b “What if Eccleston Had Returned for 50th? ”. Doctor Who TV (2013年12月16日). 2020年9月10日閲覧。
^ Setchfield, Nick (2013年10月14日). “Steven Moffat talks John Hurt's Doctor ”. SFX . 2013年10月19日閲覧。
^ “The Worst Season Of Doctor Who, According To Steven Moffat ”. Cinemablend (2016年6月30日). 2019年9月20日閲覧。
^ “Piper Up for Rose/Meta-Crisis Ten Spin-Off ” (2014年4月24日). 2014年10月28日閲覧。
^ “Steven Moffat finally reveals why John Hurt replaced Christopher Eccleston in the Doctor Who 50th anniversary special ”. Radio Times . 2015年12月5日閲覧。
^ Jeffrey, Morgan (2013年11月25日). “'Doctor Who' Moffat on Capaldi cameo: "It was the plan from the start" ”. Digital Spy . 2013年11月25日閲覧。
^ SFX (241). (2013).
^ Jeffery, Morgan (2013年2月21日). “'Doctor Who' Steven Moffat on 50th: 'There's more than one 60-minute film' ”. Digital Spy . 2013年10月19日閲覧。
^ Dex, Robert (2013年4月9日). “Matt Smith lands the Tardis lands in Trafalgar Square for Doctor Who 50th anniversary episode” . The Independent . https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/tv/news/matt-smith-lands-the-tardis-lands-in-trafalgar-square-for-doctor-who-50th-anniversary-episode-8566273.html 2013年4月22日閲覧。
^ Kelly, Stephen (2013年5月3日). “Spoilers! Doctor Who 50th anniversary filming pictures suggest nod to first ever episode ”. RadioTimes. 2013年5月6日閲覧。
^ “Producer Marcus Wilson on Twitter ”. Cultbox . 2013年5月6日閲覧。
^ Benjamin Cook, "The Clock Strikes Twelve." Doctor Who Magazine #469, January 2014, p. 19
^ Neil, Oseman (2013年12月4日). “The Miniature Effects of 'Day of the Doctor' ”. Neil Oseman. 2013年12月15日閲覧。
^ “The Night of the Doctor [Additional material, Doctor Who – The Day of the Doctor ]”. BBFC. 2013年11月3日閲覧。
^ “The Last Day [Additional material, Doctor Who – The Day of the Doctor ]”. BBFC. 2013年11月2日閲覧。
^ Anders, Charlie Jane (2013年7月21日). “The Doctor Who 50th Anniversary Trailer is an Amazing Thrill Ride ”. io9. 2013年7月26日閲覧。
^ Kelly, Stephen (2013年7月22日). “Doctor Who's 50th anniversary trailer: should UK fans have seen it first? ”. ラジオ・タイムズ. 2013年7月26日閲覧。
^ Jefferies, Mark (2013年7月23日). “What harm would putting the Doctor Who 50th trailer up on a BBC website do now? ”. ラジオ・タイムズ. 2013年7月26日閲覧。
^ Fletcher, Alex (2013年7月22日). “'Doctor Who' fans angry at Comic-Con exclusive 50th anniversary video ”. DigitalSpy. 2013年7月26日閲覧。
^ “26 July: Press statement issued – trail for Doctor Who 50th anniversary episode ”. BBC (2013年7月26日). 2013年7月30日時点のオリジナル よりアーカイブ。2020年9月11日閲覧。
^ “BBC Confirms The Day of the Doctor Trailer Soon ”. Doctor Who TV (2013年9月28日). 2013年9月29日閲覧。
^ Dowell, Ben (2013年10月19日). “Doctor Who: Dazzling Day of the Doctor trailers airs on BBC1 – see it here ”. Radio Times . 2013年10月19日閲覧。
^ “Doctor Who 50-year trailer: Behind the Scenes ”. 2013年10月22日時点のオリジナル よりアーカイブ。2020年9月11日閲覧。
^ Mathew Wace Peck (2013年11月10日). “Day of the Doctor: Second trailer released early ”. digitaljournal.com.. 2020年9月10日閲覧。
^ “Doctor Who at Children in Need 2013 ”. Doctor Who TV. 2013年11月2日閲覧。
^ “Ident Interruption – The Day of the Doctor – Doctor Who 50th Anniversary – BBC One ”. BBC on YouTube (2013年11月10日). 2013年11月10日閲覧。
^ “Ident Interruption 2 – The Day of the Doctor – Doctor Who 50th Anniversary – BBC One ”. BBC on YouTube (2013年11月11日). 2013年11月11日閲覧。
^ Brew, Simon (2013年9月28日). “BBC releases picture, teaser sting for The Day of the Doctor ”. Dennis Publishing Limited. 2013年9月29日閲覧。
^ “Show Your Support for the Doctor and Unlock Sneak Previews of the 50th Anniversary Special ”. BBC (2013年11月7日). 2013年11月8日閲覧。
^ “Millions tune in for Doctor Who 50th anniversary show” . BBC News . (2013年11月24日). https://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-25076912 2013年11月24日閲覧。
^ “50th Anniversary to be Simulcast in Over 75 Countries and Cinemas ”. Doctor Who TV. 2013年10月2日閲覧。
^ “『ドクター・フー』50周年記念エピソード、世界同時放送でギネス認定 ”. 海外ドラマNAVI (2013年11月25日). 2020年9月11日閲覧。
^ “Doctor Who – The Day of the Doctor ”. 全英映像等級審査機構 (2013年10月25日). 2013年10月30日閲覧。
^ オーストラリア等級審査委員会 (2013年11月1日). “The Day of the Doctor ”. Australian Government. 2013年11月22日閲覧。
^ Doctor Who Official [@bbcdoctorwho] (8 November 2013). “Breaking News: #DoctorWho: The Day of the Doctor is on @BBCOne at 7:50pm on Saturday, 23 November. #SaveTheDay” . X(旧Twitter) より2020年9月11日 閲覧.
^ “Classification Report Review ”. Alberta Film Ratings. 2013年11月22日閲覧。
^ “Dr. Who: 50th Anniversary Special: The Day of the Doctor ”. Manitoba Film Classification Board. 2013年11月22日閲覧。
^ “Doctor Who – 50th Anniversary Special: Day of the Doctor ”. Régie du cinéma. 2015年9月24日時点のオリジナル よりアーカイブ。2013年11月22日閲覧。
^ “The Day of the Doctor on TV and in Cinemas ”. BBCワールドワイド . 2013年11月2日閲覧。
^ Itzel Hernández Valladares, Clara (2013年10月24日). “¡Doctor Who tendrá estreno en cines 3D en México! ” (Spanish). cinepremiere.com.mx . 2014年4月20日閲覧。
^ “The Day of the Doctor - Hilarious Pre-Movie Theater Introduction ”. YouTube . 2014年10月28日閲覧。
^ Looker, Matthew (2013年11月23日). “Doctor Who: "The Day of the Doctor" Review ”. IGN . 2018年11月10日閲覧。
^ Ruediger, Ross (2014年12月26日). “Doctor Who Recap: All the Doctors ”. Vulture.com . 2018年11月10日閲覧。
^ Sawdey, Evan (2014年1月23日). “Three Doctors, One Special, and a Big (Blue) Box of Surprises! ”. PopMatters . 2018年11月10日閲覧。
^ Mulkern, Patrick (2013年11月23日). “The Day of the Doctor ★★★★★ ”. ラジオ・タイムズ . 2018年11月10日閲覧。
^ Wilkins, Alasdair (2013年11月23日). “Doctor Who: "The Day of The Doctor" ”. The A.V. Club . 2018年11月10日閲覧。
^ a b Lawrence, Ben (2013年11月23日). “Doctor Who: The Day of the Doctor, BBC One, review” . デイリー・テレグラフ . https://www.telegraph.co.uk/culture/tvandradio/tv-and-radio-reviews/10469945/Doctor-Who-The-Day-of-the-Doctor-BBC-One-review.html 2013年11月24日閲覧。
^ Pavlica, Carissa (2013年11月23日). “Doctor Who Review: The Warrior, The Hero and The Doctor ”. TV Fanatic . 2018年11月10日閲覧。
^ Brew, Simon (2013年11月23日). “Doctor Who: The Day Of The Doctor review ”. Den of Geek. 2013年11月24日閲覧。
^ Cooper, Jon (2013年11月23日). “The Day of the Doctor review: Celebration and remembrance – we got both ”. 2013年11月24日閲覧。
^ “Doctor Who "The Day of the Doctor" TV Review ”. SFX (2013年11月25日). 2013年12月8日時点のオリジナル よりアーカイブ。2013年11月30日閲覧。
^ Taylor, Chris (2013年11月23日). “'Doctor Who' Review: The Day That Changed Everything ”. マッシャブル . 2013年11月24日閲覧。
^ Grospok, Viv (2013年11月23日). “Doctor Who: The Day of the Doctor – review” . ガーディアン . https://www.theguardian.com/tv-and-radio/2013/nov/23/doctor-who-day-fiftieth-anniversary 2013年11月24日閲覧。
^ Golder, Dave (24 November 2013). “Doctor Who "The Day of the Doctor" Overnight Ratings” . SFX . http://www.sfx.co.uk/2013/11/24/doctor-who-the-day-of-the-doctor-overnight-ratings/ 2013年11月25日閲覧。 .
^ Marcus (2013年12月1日). “Day of the Doctor – Final Ratings ”. Doctor Who News. 2013年12月2日閲覧。
^ News, Doctor Who. “The Day of the Doctor - number 1 for the week” (英語). The Doctor Who News Page . http://www.doctorwhonews.net/2013/12/day-of-doctor-number-1-for-week.html 2018年9月29日閲覧。 ⚠
^ “The Day of the Doctor makes UK box office top 3 ”. Doctor Who News (2013年11月26日). 2013年11月26日閲覧。
^ a b “Doctor Who 50th is the Most Watched Drama in 2013 ”. BBC (2013年12月3日). 2013年12月8日閲覧。
^ “Day of the Doctor – Appreciation Index ”. Doctor Who News (2013年11月25日). 2013年12月8日閲覧。
^ Deen, Sarah. “Doctor Who Christmas special The Time of the Doctor breaks BBC America ratings record ”. Metro . Metro. 2014年1月11日閲覧。
^ Hibberd, James (2013年11月25日). “'Doctor Who' ratings break BBC America record ”. エンターテインメント・ウィークリー . 2013年11月30日閲覧。
^ Cunningham, Todd (2013年11月27日). “'Doctor Who' Anniversary Theatrical Run Scores $10.2M at Worldwide Box Office ”. The Wrap . 2013年11月28日閲覧。
^ Setchfield, Nick (2013年11月27日). “The Day of the Doctor Triumps at US Box Office ”. SFX . 2013年11月30日閲覧。
^ “Day of the Doctor – A Hit Down Under ”. Doctor Who News (2013年11月25日). 2013年11月26日閲覧。
^ “The Day of the Doctor box office success for Australia and New Zealand ”. Doctor Who News (2013年11月26日). 2013年11月26日閲覧。
^ a b Ellis, Scott (2013年11月25日). “Doctor Who sets world record with The Day of the Doctor ”. Sydney Morning Herald . 2013年11月27日閲覧。
^ Knox, David (2013年11月25日). “Doctor Who: iview plays, deleted scene, Guinness World record. ”. TV Tonight . 2013年12月8日閲覧。
^ “TV Ratings: 24 November 2013 ”. Throng . 2014年10月28日閲覧。
^ “Time Shifted TV Ratings: 24 November 2013 ”. Throng . 2014年10月28日閲覧。
^ “Canadian Ratings – Day of the Doctor ”. Doctor Who News (2013年11月25日). 2013年11月26日閲覧。
^ Marcus (2013年11月24日). “Doctor Who News: Day of the Doctor – Press Review ”. Doctor Who News. 2013年11月24日閲覧。
^ “2014 Hugo Awards ”. World Science Fiction Society. 2014年4月29日閲覧。
^ "The First 50 Years: The Results in Full!" Doctor Who Magazine #474, May 2014, p. 62
^ “Doctor Who: The Day of the Doctor 50th Anniversary (DVD) ”. BBC Shop. 2013年10月19日閲覧。
^ “Doctor Who: The Day of the Doctor – 50th Anniversary (3D Blu-ray) ”. BBC Shop. 2013年10月19日閲覧。
^ “Doctor Who DVD news: Announcement for Doctor Who – The Day of the Doctor: 50th Anniversary Special ”. TVShowsOnDVD.com. 2013年9月24日時点のオリジナル よりアーカイブ。2013年9月24日閲覧。
^ “Doctor Who: 50th Anniversary DVD Collection ”. Doctor Who TV. 2014年7月23日閲覧。
^ “BLU-RAY/DVD ”. KADOKAWA . 2020年9月3日閲覧。
^ “キャスト&スタッフ ”. KADOKAWA . 2020年9月11日閲覧。
^ 『ドクター・フー ニュー・ジェネレーション スペシャル』DVDパッケージ裏面
^ @hulu_japan (27 July 2015). “「ドクター・フー」ファンの皆さんお待たせしました! ついに、ドクター・フー誕生50周年記念スペシャル「ドクターの日」がHuluに登場。http://bit.ly/1JhCMJb #海外ドラマ #ドクターフー” . X(旧Twitter) より2020年9月11日 閲覧.
^ Silva Screen Music. “Doctor Who - The Day Of The Doctor/ The Time Of The Doctor - Original Television Soundtrack ”. Amazon.co.uk. 2014年10月29日閲覧。
^ “Steven Moffat and Russell T Davies are writing special Doctor Who novels” . ラジオ・タイムズ . (15 November 2017). http://www.radiotimes.com/news/tv/2017-11-15/doctor-who-books-steven-moffat-russell-t-davies/ 2017年12月9日閲覧。 .
^ Moffat, Steven (16 April 2018). Doctor Who the Day of the Doctor . BBC Books. ASIN 1785943294
ロケ地
全てのロケ地は Doctor Who Magazine' のスペシャル版第38巻 The Year of the Doctor: The Official Guide to Doctor Who ' s 50th Anniversary に基づく。
^ BBC Studios, Roath Lock (Eleventh Doctor's TARDIS, National Gallery, Tower of London dungeon, Black Archive vault, Gallifreyan barn, Gallifrey War Room): 北緯51度27分46秒 西経3度09分23秒 / 北緯51.4627度 西経3.1565度 / 51.4627; -3.1565 (BBC Studios, Roath Lock: Eleventh Doctor's TARDIS, National Gallery, Tower of London dungeon, Black Archive vault, Gallifrey barn, Gallifrey War Room )
^ Ivy Tower, Tonna, Neath (Ivy Tower, castle field): 北緯51度40分35秒 西経3度46分23秒 / 北緯51.676389度 西経3.773056度 / 51.676389; -3.773056 (Ivy Tower, Tonna, Neath: Ivy Tower, castle field )
^ Gelligaer Common Road, Bedlinog (countryside outside London): 北緯51度39分48秒 西経3度16分32秒 / 北緯51.663284度 西経3.275693度 / 51.663284; -3.275693 (Gelligaer Common Road, Bedlinog: countryside outside London )
^ MOD St Athan (airlifting of the TARDIS): 北緯51度24分17秒 西経3度26分09秒 / 北緯51.404722度 西経3.435833度 / 51.404722; -3.435833 (Trafalgar Square: Trafalgar Square, National Gallery )
^ Trafalgar Square, London (Trafalgar Square, National Gallery): 北緯51度30分29秒 西経0度07分41秒 / 北緯51.508056度 西経0.128056度 / 51.508056; -0.128056 (Trafalgar Square: Trafalgar Square, National Gallery )
外部リンク