ハッピリー
ハッピリー (Happily[1]) はアイルランドの競走馬。主な勝ち鞍は2017年のモイグレアスタッドステークス(GI)、ジャン・リュック・ラガルデール賞(GI)。 伯父に名馬ジャイアンツコーズウェイ、全兄に英2000ギニーなどG1・4勝のグレンイーグルス、全姉に愛1000ギニー馬マーヴェラス、全妹に仏オークス馬ジョアンオブアークがいる良血馬である[1]。 戦績2017年6月にレパーズタウン競馬場でデビュー。初戦こそ7着に敗れたが、2戦目で勝ち上がると、3戦目のシルヴァーフラッシュステークスで重賞初制覇。デビュータントステークス2着を挟んで、モイグレアスタッドステークスでドナカ・オブライエンを背に僚馬マジカルに競り勝ちG1初制覇。次戦にはフランスの2歳最強馬決定戦ジャン・リュック・ラガルデール賞が選ばれ、ライアン・ムーアとのコンビで快勝。シーズン最終戦には米国のブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフが選ばれたが、1番人気を裏切り最下位の14着と大敗した。それでも、牡馬混合レースを含む愛仏でのG1連勝が評価され、同年のカルティエ賞最優秀2歳牝馬に選出された[3]。 2018年は英1000ギニー、愛1000ギニーともに3着と勝ち切れず、ディアヌ賞では直線で挟まれる不利もあって4着に敗れた。ベルモントオークス招待ステークスへの参戦プランも浮上していたが[4]、これを回避してエクリプスステークスで牡馬一線級に挑戦し、5着となった。秋にはサンチャリオットステークスでローレンスにアタマ差まで詰め寄って2着になるなど復調を示したが、結局3歳時は勝ち星を挙げることができなかった。2年連続の米国遠征となったブリーダーズカップ・マイルで5着となり、同レースを最後に現役を引退した[2]。 競走成績以下の内容は、Racing Post[2]の情報に基づく。
繁殖牝馬時代クールモアスタッドがディープインパクトの血を求めて日本に送り込んだマインディングやウィンターらに続き、2019年から預託馬として日本に輸入された[5][6]。 血統表
脚注
外部リンク
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