パトリック・デンプシー
パトリック・デンプシー(Patrick Dempsey、本名:Patrick Galen Dempsey、1966年1月13日 - )は、アメリカ合衆国の俳優、レーシングドライバー。 来歴ルイストン (メイン州)でセールスマンの父、学校事務員の母のもとに生まれる。アイルランド系アメリカ人[1]。身長は179cm。10代の頃はジャグリングに熱中していたという[2]。スキーも得意。 舞台『トーチソング・トリロジー』のオーディションで見出され、舞台ツアーに同行。その後、メイン州やニューヨークでも舞台に立った。映画デビューは1985年。 初期の頃はアイドル的な青春映画が多くいくつか主演するも人気は徐々に下降し、1994年から1990年代末期までの低迷期を得て、2000年代に入り脇役ながら作品の質、内容は向上しさらにテレビドラマ『グレイズ・アナトミー』でブレイクし評価された。 2000年代後半以降は映画においても、『フリーダム・ライターズ』(2007年)やディズニーのヒット作『魔法にかけられて』(2007年)などで中心的な役として出演するようになり、2008年には『近距離恋愛』で主演。2002年にはディズニーのOVAアニメーション作品『ブラザー・ベア2』で主人公キナイの声優を務めた。 出演作品映画
テレビシリーズ
モータースポーツ活動チームオーナー兼ドライバー![]() ![]() 近年はレーシングドライバーとしての活動でも有名であり、世界選手権クラスでの優勝を含む数々の好成績を収めている。またクラシック・カーのコレクターでもある。 現在は自らの名前を冠した「デンプシー-プロトン・レーシング」のチームオーナーとして、FIA 世界耐久選手権(WEC)にシーズン参戦している。また過去にはアメリカ・グランダムGTシリーズにマツダ・RX-8で参戦したほか、アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)にも参戦していた。グランダムシリーズでも自らマシンドライバーも務めていた。 2016年3月に、本人曰く「家族と、私の俳優としてのキャリアを考え」レーシングドライバー活動を一時休止することを発表したが、チームオーナーとしての活動は引き続き行う[7]。 ル・マン24時間2009年にはル・マン24時間レースに出場[8]。2011年6月9日にはマツダ・787Bをル・マン(サルト・サーキット)でデモドライブしたほか[9]、前述のマツダ・RX-8でのレース参戦などマツダとの関係が比較的深い。 2013年1月には、サッカー選手のアレッサンドロ・デル・ピエロがデンプシー・レーシングの共同オーナーに就任することが発表された[10]。同年のル・マン24時間レースではLMGTE-Amクラス3位を走行し表彰台に手が届きそうだったが、惜しくも4位に終わった。 2015年はFIA 世界耐久選手権(WEC)に、「デンプシー-プロトン・レーシング」のオーナー兼ドライバーとしてLMGTE-Amクラスでフル参戦。マシンはポルシェ・911RSRである。 2015年6月10〜14日に行われた第3戦ル・マン24時間レースでLMGTE-Amクラス2位に入賞し、念願の初表彰台を獲得した。さらに2015年10月9日〜11日に行われた第6戦富士6時間耐久レースでは、LMGTE-Amクラス初優勝を果たした。 レース戦績
私生活最初の結婚は1987年、デンプシーが21歳のときで、相手は48歳のマネージャー兼女優のナタリー"ロッキー"パーカー(Natalie "Rocky" Parker)だった。二人は映画「ウー・ウー・キッド」で共演した。親友の母親だったと報じられているが、デンプシー本人は息子のコリー・パーカー(英語: Corey Parker)と親友になったのはロッキーと恋愛関係になってからだと語っている。夫婦は1994年に離婚し、その後ヘアスタイリストのジリアン・フィンク(Jillian Fink)と1999年7月31日に再婚した。一女二男(双子)を儲けて現在では3児の父親。2015年にジリアンとの離婚を申請したが、2016年に撤回したと報じられる[11]。 その他
日本語吹き替え『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』以降、根本泰彦が主に担当している。 このほかにも、井上和彦、檜山修之、家中宏、入江崇史なども声を当てている。 参照
外部リンク
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