フアン・イェペス
フアン・デビッド・イェペス(Juan David Yepez, 1998年2月19日 - )は、 ベネズエラのミランダ州カラカス出身のプロ野球選手(一塁手、外野手)。右投右打。MLBのワシントン・ナショナルズ傘下所属。 メディアによっては「ジェペス」と表記されることもある。 経歴プロ入りとブレーブス傘下時代2014年7月にアマチュア・フリーエージェントでアトランタ・ブレーブスと契約してプロ入り。 2015年、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブレーブスでプロデビュー。アパラチアンリーグのルーキー級ダンビル・ブレーブスでもプレーし、2チーム合計で59試合に出場して打率.299、4本塁打、31打点、3盗塁を記録した。 2016年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブレーブスとA級ローム・ブレーブスでプレーし、2チーム合計で26試合に出場して打率.255、1本塁打、8打点を記録した。 2017年はA級ロームでプレーした。 カージナルス時代2017年5月20日にマット・アダムスとのトレードで、セントルイス・カージナルスへ移籍した[1]。移籍後は傘下のA級ピオリア・チーフスへ配属され、移籍前を含めた2チーム合計で116試合に出場して打率.265、8本塁打、62打点、10盗塁を記録した。 2018年はA級ピオリアとA+級パームビーチ・カージナルスでプレーし、2チーム合計で92試合に出場して打率.269、3本塁打、42打点、6盗塁を記録した。 2019年はA級ピオリア、A+級パームビーチ、AA級スプリングフィールド・カージナルスでプレーし、3チーム合計で72試合に出場して打率.269、10本塁打、43打点、3盗塁を記録した。 2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の出場は無かった。 2021年、マイナーではAA級スプリングフィールドとAAA級メンフィス・レッドバーズでプレーし、2チーム合計で111試合に出場して打率.286、27本塁打、77打点、1盗塁を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月6日にメジャー契約を結んでポストシーズンでのロースター入りを果たしたが[2]、ロサンゼルス・ドジャースとのワイルドカードゲームでは出番が無かったためメジャーデビューはお預けとなった。オフに参加したアリゾナ・フォールリーグではグレンデール・デザートドッグスに所属してOPS1.028、26打点の活躍が評価され、JJ・ブレデイ(マイアミ・マーリンズ傘下、メジャーデビュー後はアスレチックスで活躍。)と共に最優秀打者に輝いた[3]。 2022年5月3日にメジャーへ昇格すると[4]、翌4日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で「5番・右翼手」でメジャー初出場・初先発を果たした。この試合の第1打席でクリス・ブビックから初安打となる二塁打を放った[5]。5月8日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦ではジェイコブ・ジュニスから初本塁打を放った[6]。この年メジャーでは76試合に出場して打率.253、12本塁打、30打点を記録した[7]。オフに背番号を『13』に変更した[7]。 2023年は28試合に出場して打率.183、2本塁打、2打点を記録した[7]。オフの11月17日にノンテンダーFAとなった[8]。 ナショナルズ傘下時代2023年12月6日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[9]。 2024年7月5日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りした[7]。 2025年は開幕からマイナー・オプションでAAA級ロチェスター・レッドウィングスに配属されたまま、アクティブ・ロースター入りできず6月16日にブレイディ・ハウスとデイレン・ライルを昇格させることなどに伴ってDFAとなり[7][10]、3日後にAAA級ロチェスターに降格した[11]。 プレースタイル長打力が持ち味であり、打球速度の速さにも定評がある[12]。 詳細情報年度別打撃成績
ポストシーズン打撃成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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