ジェイコブ・ジュニス
ジェイコブ・ベンジャミン・リー・ジュニス(Jakob Benjamin Lee Junis, 1992年9月16日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州ホワイトサイド郡スターリング出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのクリーブランド・ガーディアンズ所属。 経歴プロ入りとロイヤルズ時代2011年のMLBドラフト29巡目(全体876位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名されプロ入り。 2012年に傘下のアパラチアンリーグのルーキー級バーリントン・ロイヤルズでプロデビュー。7試合(先発6試合)に登板して2勝2敗、防御率4.15、22奪三振を記録した。 2013年はパイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズでプレーし、13試合に先発登板して2勝6敗、防御率7.39、55奪三振を記録した。 2014年はA級レキシントン・レジェンズでプレーし、26試合(先発22試合)に登板して9勝8敗、防御率4.30、109奪三振を記録した。 2015年はA+級ウィルミントン・ブルーロックス、AA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、2球団合計で27試合に先発登板して5勝12敗、防御率3.78、126奪三振を記録した。 2016年はAA級ノースウエストアーカンソーとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、2球団合計で27試合に先発登板して10勝10敗、防御率4.05、143奪三振を記録した。オフの11月18日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]。 2017年の開幕はAAA級オマハで迎えたが、4月12日にメジャー初昇格を果たした[3]。同日のオークランド・アスレチックス戦でメジャーデビュー[4]。5月9日のタンパベイ・レイズ戦ではメジャー初勝利を挙げた[5]。8月以降は先発ローテーションに定着し、最終的にこの年メジャーでは20試合(先発16試合)に登板して9勝3敗、防御率4.30、80奪三振を記録した[6]。 2018年は30試合に先発登板して9勝12敗、防御率4.37、164奪三振を記録した。 2019年は31試合に先発登板して9勝14敗、防御率5.24、164奪三振を記録した。 2020年は8試合(先発6試合)に登板して0勝2敗、防御率6.23、19奪三振を記録した。 2021年は16試合(先発6試合)に登板して2勝4敗、防御率5.26、41奪三振を記録した。オフの11月5日にFAとなった[7]。 ジャイアンツ時代2022年3月14日にサンフランシスコ・ジャイアンツと175万ドルの1年契約を結んだ[8][9]。このシーズンは23試合(先発17試合)に登板し、5勝7敗、防御率4.42という成績であった。オフに年俸調停を回避し1年総額280万ドルの契約を結んだ[10]。 ブルワーズ時代2024年2月7日にミルウォーキー・ブルワーズと1年総額700万ドルで契約を結んだ[12]。 レッズ時代2024年7月30日にフランキー・モンタスとのトレードでジョーイ・ウィーマー、金銭と共にシンシナティ・レッズへ移籍した[13]。翌日にはアクティブロースター入りして、同日に本拠地グレート・アメリカン・ボール・パークで行われたシカゴ・カブス戦で移籍後初登板を果たした(この試合では1回1/3を投げて被安打4、3失点)[14]。それ以降は、シーズン終了までメジャーに帯同した。オフの11月1日に相互オプションを破棄して、FAとなった[15]。 ガーディアンズ時代2025年2月16日にクリーブランド・ガーディアンズと、1年総額450万ドルで契約を結んだ[16]。 選手としての特徴平均球速83.0mph(約133.5km/h)のスライダーを中心に、シンカー、フォーシーム、チェンジアップなどを投げる。かつてはカーブも投げていたが2021年以降は投げていない。冷静なマウンドさばきが武器である[6]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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