フェリス女学院中学校・高等学校
フェリス女学院中学校・高等学校(フェリスじょがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう、英: Ferris Girls' Junior & Senior High School)は、神奈川県横浜市中区山手町に所在する私立女子中学校・高等学校。 概要開国間もない明治初期、日本女子の教育の必要性を痛感した米国改革派教会が婦人伝道師メアリー・エディー・キダーを派遣し創設した、女子学院と並びキリスト教に基づく日本最古の女子校の一つ。神奈川私立女子御三家の一つに数えられ、横浜山手の歴史的景観地区の一角を占めている。中・高校舎1号館は横浜市の第3回「横浜・人・まち・デザイン賞」(2004年)〔まちなみ景観部門〕に選定されている[1]。 沿革
教育方針新約聖書フィリピの信徒への手紙第二章四節「めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。」から採られた「他者のために (For Others)」を学校のモットーとし、次に掲げる三つの方針が教育方針として挙げられる。
教育課程学習指導要領に準拠しつつ、独自の教育方針ならびに中高一貫教育の観点から、特色ある教育過程を編成している。
進学実績2020年度(2021年3月卒業)の大学合格者数は、東京大学が8名、慶應義塾大学が45名、早稲田大学が63名、上智大学が41名などである[2]。 制服夏服・冬服共にセーラー服である。夏服は水色のセーラーカラーに黒のリボン、それに対して、冬服は紺色のセーラーカラーにえんじ色のリボン。左肩には校章が刺繍され、カフス部分の線は斜めに3本入っている。セーラーの下にアンダーベストを着用する。制服制定以来、このデザインはほとんど変わってはいない。 ほかに、暑さ対策として制定された準制服もあるが、購入・着用は任意である。 クラブ活動キリスト教関連
運動系クラブ
文化系クラブ
入試2月1日に中学入試を実施するが、プロテスタントの学校であるため、サンデーショックの年は2月2日になる。2021年入試では新型コロナウイルス感染拡大のため、面接が中止された。2022年入試では、同じく新型コロナウイルス感染症拡大のため、人物考査(10分:文章作成(作文))が行われた。 募集人数は180名。試験内容は国語・算数(100点、50分)、理科・社会(60点、30分)の計4科目の筆記試験、受験生のみ4人でのグループ面接による人物考査による。[3] 著名な出身者【50音順】
脚注および参照
関連項目
外部リンク |
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