フランソワ・ルテクシエ
フランソワ・ルテクシエ(フランス語: François Letexier、1989年4月23日 - )は、フランス・イル=エ=ヴィレーヌ県ベデ出身のサッカー審判員。2017年から国際サッカー連盟 (FIFA) に国際審判員として登録されている審判であり[1]、欧州サッカー連盟 (UEFA) エリートグループの審判を務めている。 来歴14歳で審判を始め、2016年には若干27歳にして当時史上最年少のリーグ・アン担当審判員となる[2]。2017年には国際審判員としてUEFA U-19欧州選手権2017の予選・スウェーデン対ベルギーで初めて欧州サッカー連盟 (UEFA) 管轄の試合を担当した[3]。 2021年にはUEFA EURO 2020のビデオ・アシスタント・レフェリー (VAR) に選ばれる[4]。同年5月19日にはクープ・ドゥ・フランス2021決勝・ASモナコ対パリ・サンジェルマン戦の主審を務める[5]。さらに翌週の5月26日にはUEFAヨーロッパリーグ 2020-21 決勝・ビジャレアルCF対マンチェスター・ユナイテッドでVARを担当する。 2023 UEFAスーパーカップでは主審を担当。 UEFA EURO 2024では副審2名と共に審判団として初めて選出され[6]、グループBのクロアチア対アルバニア戦、グループCのデンマーク対セルビア戦、ノックアウトステージ1回戦のスペイン対ジョージア戦を担当し、さらに決勝のスペイン対イングランド戦の主審を担当した。35歳でのUEFA EURO 決勝担当は史上最年少である[7][注 1]。 7月、パリ五輪の審判団に選出され、グループDの日本対パラグアイなどを担当。 同年12月24日には国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)によって2024年の世界最優秀サッカー審判員に選出された。フランス人審判としては1988年・89年に2年連続受賞したミシェル・ヴォートロ以来35年ぶりの快挙となる[8]。 挿話
脚注注釈
出典
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