フレディ・アルバレス
フレディ・アシエイ・アルバレス・サエス(Freddy Asiel Álvarez Sáez , 1989年4月29日 - )は、キューバ共和国ビジャ・クララ州コラリージョ出身の野球選手(投手)。右投げ右打ち。キューバ国内リーグ"セリエ・ナシオナル・デ・ベイスボル"のナランハス・デ・ビジャ・クララに所属している。 経歴ジュニアナショナル時代から、同期で出身地も同じダヤン・ビシエドと双璧の存在として注目されていた。AA世代、AAA世代でも当該ナショナルチームのエース級投手として国際大会で活躍した。 2008-2009シーズンは復調した。7月にオランダのロッテルダムで開催された第12回ワールドポート・トーナメントのキューバ代表に選出された。続いて同年9月の第38回IBAFワールドカップで初のA代表に選ばれた。 2010-2011シーズンは防御率1.89で最優秀防御率を獲得した。2011年10月の第39回IBAFワールドカップでは決勝戦の対オランダ戦で2失点したユリエスキ・ゴンサレスの後を受けてリリーフ登板。5回を無失点に抑えたものの、チームはオランダに完封負けを喫し、好投は報われなかった。 2012年11月6日に「侍ジャパンマッチ2012「日本代表 VS キューバ代表」」のキューバ代表が発表され[2]代表入りした[3]。台湾で行われたサンダーシリーズに出席後に、14日に来日した[4]。第2戦で先発投手として登板し、6回・無失点に抑えた。 2013年3月に第3回WBCのキューバ代表に選出された[5]。第2ラウンド初戦の対オランダ戦で2-1の僅差で2回からリリーフ登板して、6回に2走者を出したところで降板。後を受けたヤディエル・ペドロソがジョナサン・スコープに3点本塁打を打たれ、敗戦した。球数制限の関係から第2ラウンドの以降の試合での登板は不可能となり、投手力不足に苦しむキューバには大きな痛手となった。 2014年11月に2014年中央アメリカ・カリブ海競技大会の野球キューバ代表に選出された。 2015年7月に2015年パンアメリカン競技大会の野球キューバ代表に選出された。 11月には第1回WBSCプレミア12のキューバ代表に選出された[6]。同月にはフレデリク・セペダやミゲル・ラエラと共にコロンビアのウィンターリーグ・リーガ・コロンビアーナ・デ・ベイスボル・プロフェシオナルのカサドレス・デ・アルテミサに派遣されることが発表されたが[7]、故障のため出場できなかった。 2016年3月にタンパベイ・レイズとの親善試合のキューバ代表に選出された。 プレースタイル若い頃のホセ・コントレラスと投球フォームがよく似ている。大舞台に強く、安定した調子で投げることが出来る。平均89mph(約143km/h)のツーシームを軸にスライダーやカーブを織り交ぜる投球で、守備やクイックもそつなくこなす。 詳細情報年度別投手成績
タイトル
代表歴
参考資料
外部リンク
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