フロクロ
フロクロは、日本のボカロP、作曲家、映像作家、プランナー[1]。 千葉県出身[2]。プランナーとしてはCHOCOLATE Inc.に所属している[3]。代表作は「黒塗り世界宛て書簡」「ただ選択があった」など。DJとしてのイベント出演なども行なっている[4]。 概要元々は「Frog96」という名義であり、2013年頃よりニコニコメドレー作品を投稿制作していた。インタビューでは2011年から2016年頃までメドレーを作るために有名な曲を耳コピして打ち込んでいた経験や、それによる作曲の方法論における影響を答えている[5][6]。 楽曲のイラスト・映像は自ら制作しており、MVなど映像制作において佐藤雅彦の影響を明らかにしている[5][7]。 作品制作に携わった映像クリエイターのmelonadeや、ボカロPのァネイロなどに影響を与える[8]ほか、原口沙輔が同世代で刺激を受けるボカロPとしていよわと並んで挙げられた[9][10]。 来歴2015年頃からツイッターでアンビグラム作品の制作・投稿を始め、2019年には作品集『21世紀』を販売[11]。 2020年12月13日、重音テト歌唱の「ことばのおばけがまどからみている」を投稿し、ボカロPとしての活動を開始[12]。 2022年に行われたThe VOCALOID Collection ~2022 Autumn~のTOP100部門にて「超解像の破壊活動」は15位、「流転光速」は19位という結果を残す[13]。 2023年に開催されたThe VOCALOID Collection ~2023 Spring~のTOP100部門にも「ビビビビ」を投稿し、ランキング7位となった[14]。 2023年に開催されたStudy:⼤阪関⻄国際芸術祭 vol.3の企画展「拡張される音楽」にmelonadeと共同制作したアート作品《流動回廊》を出展[4][15]。翌年に佐久間洋司らと開催した企画展「共に在る音楽」では《メタピアノ》を出展した[16]。 2024年5月にYouTubeのチャンネル登録者数が10万人を突破した。 2024年10月号の雑誌「ユリイカ」ボカロP・いよわ特集に「大いなるズレ」を寄稿した[17]。 2024年12月に学園アイドルマスターの篠澤広の誕生日記念Singleシリーズとして「メクルメ」を書き下ろした[18]。 2025年2月に月ノ美兎に「アルクユニバース」を書き下ろし、選択次第で曲の内容すら変化するオリジナルゲーム『アルクマルチバース』が公開されることが発表された[19]。 プランナーとして2022年1月、Ado 1stAlbum 『狂言』の広告「最初の名盤。」の企画とコピーを担当した[20]。 2023年2月にサントリー『サントリー天然水スパークリングレモン』WebCMの企画や楽曲制作などを担当し、ウェブライターのARuFaを起用して話題を呼んだ[21][22]。 9月に少年ジャンプ+9周年ラインナップPV「マンガが聴こえる」の企画、構成、楽曲制作を担当[23]。 2024年、キタニタツヤ『私が明日死ぬなら』のミュージックビデオ制作および広告コピーを担当した[24][25]。 ディスコグラフィ配信限定シングル
EP
楽曲提供
リミックス
脚注出典
外部リンク
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