佐藤雅彦 (メディアクリエーター)
佐藤 雅彦(さとう まさひこ、1954年3月28日 - )は、日本のクリエイティブディレクター、映像作家。東京芸術大学名誉教授。東京ADC会員。 広告会社に勤務し、CMプランナーとしてヒット作多数。独立後は多様なメディアで話題作を生んでいる。著書に『プチ哲学』(2000年)、『毎月新聞』(2003年)、『子供の仕事』(2005年)、『考えの整頓』(2011年)などがある。 プロフィール静岡県沼津市(旧戸田村)出身。静岡県立沼津東高等学校、東京大学教育学部教育学科卒業。東大では算数・数学教育を専攻。 1977年、電通に入社しセールスプロモーション局に配属される。1987年にクリエーター選抜試験(いわゆる転局試験)に合格し、第4クリエーティブディレクション局に異動。CMプランナーとして湖池屋の『スコーン』、『ポリンキー』、『ドンタコス』や、NECの『バザールでござーる』など、様々なヒットCMやテレビ番組のコーナー企画などを手がける。テレビCMから派生するクロスメディアするキャラクターのマーチャンダイジングにおいても時代を先取りしており、一連の手掛けたグッズのコレクターも多い。 電通退社後は独立し、企画会社「TOPICS」を設立。広告以外の表現を始める(PlayStationソフト『I.Q インテリジェントキューブ』など)。特にNHK教育『おかあさんといっしょ』で放送された、作詞・プロデュースをつとめた『だんご3兄弟』は社会現象になるほど爆発的な人気を誇った。また1995年、NHKがロゴを変更した際CIキャンペーンも手がけている(ロゴ自体は佐藤の案ではなく、アートディレクターの中谷日出による)。 1999年より慶應義塾大学環境情報学部教授。2006年より東京芸術大学大学院映像研究科教授。2021年より東京芸術大学名誉教授[1]。 「慶應義塾大学 佐藤雅彦研究室」の活動として、NHK教育『ピタゴラスイッチ』などの監修に携わっている。栗原正己は『ドンタコス』や『ピタゴラスイッチ』の楽曲を担当するなど関わりが深い。 2025年4月、自らの出身地である沼津市戸田にある旧伊豆戸田荘跡地に自身の作品を展示する「富士山と海を見ながら考えるミュージアム」を建設する構想を明らかにした[2]。 主な企画作品CM
新聞広告テレビ
ゲーム
CD
映画
映像
アート
展示
受賞歴
主な著書著書
✳︎ 『考えの整頓 ベンチの足』(暮しの手帖社 ISBN 978-4766002218 2021年3月) 作品集
共著
対談など
脚注
関連項目
外部リンク
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