フローラン・マルダ
フローラン・ジョアン・マルダ(Florent Johan Malouda、 1980年6月13日 - )は、フランス領ギアナ出身の元プロサッカー選手。元フランス代表。ポジションはフォワード、ミッドフィルダー(左ウイング)。 クラブ経歴LBシャトールーのスカウトに注目されフランスへと渡り、16歳でプロデビューした。2000年にEAギャンガンに移籍するとディディエ・ドログバとのコンビで活躍し、2003年にフランスのオリンピック・リヨンに引き抜かれた。2006-07シーズンはリヨンをリーグ6連覇に導き、リーグアン最優秀選手賞を受賞。リーグ戦10得点を記録した。 2007年、チェルシーFCに移籍。再び盟友ドログバと共にプレーすることになった。移籍1年目にはプレミアリーグに適応できずに活躍できなかったものの、2年目の途中からフース・ヒディンクが就任すると調子を上げ始め、その年のFAカップ優勝の立役者の一人となった。新たに4年契約をチェルシーと結び挑んだ2009-10シーズンは左サイドのレギュラーに定着し、2010年3月のプレミアリーグ月間MVPに選ばれるなどチームの攻撃の中心として活躍した。更に09-10UEFAチャンピオンズリーグでのインテル戦では人員不足により、緊急で左サイドバックとして出場した。このシーズンはリーグ戦12得点を記録した。 2013年6月30日、チェルシーはマルダ、パウロ・フェレイラ、ヨッシ・ベナユン、ロス・ターンブルの契約満了による退団を発表した。 2014年9月12日、FCメスに加入し、7シーズンぶりにリーグ・アンに復帰した[5]。 2015年8月23日、デリー・ディナモスFCへ移籍[6]。 2016年1月29日、ワディ・デグラにレンタル移籍した[7]。その後、ディナモスに復帰するも、2017年7月にクラブを退団した。 2018年1月25日、FCディフェルダンジュ03に加入[8]。しかし、怪我の影響で出場機会は少なかった。 代表経歴フランス代表デビューは2004年10月。2006年と2010年のワールドカップ、2008年の欧州選手権でメンバーに選ばれている。特に2010 FIFAワールドカップではフランス代表の練習ボイコット、ニコラ・アネルカの大会追放など、崩壊状態のチームの中で、フランス代表の大会唯一のゴールを決めている。大会後の2010年9月3日、EURO2012予選のベラルーシ戦では初めてキャプテンを務めた。 2017年にはフランス代表から5年間遠ざかっていたため、FIFA非加盟の代表チームであるフランス領ギアナ代表として2017 CONCACAFゴールドカップに向けたバルバドス代表との親善試合でデビューした[9]。2017 CONCACAFゴールドカップはCONCACAFがFIFAのレギュレーションの下に行う大会であったため、フランス代表として出場経験のある彼には出場資格がなかったが、2017年7月11日のホンジュラス代表戦で出場したため、この試合は没収試合となった[10]。 指導者経歴2019年に、FCチューリッヒのコーチに就任したが、2019年4月に契約が解除された。なお、マルダはこのことを知らされておらず、クラブの公式Twitterで初めて知った[11]。 代表歴出場大会試合数
指導歴
タイトルリヨン
チェルシー
個人
脚注
外部リンク
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