ブレイドアーツ 〜黄昏の都ルルイエ〜
『ブレイドアーツ 黄昏の都ルルイエ』(BLADE ARTS たそがれのみやこルルイエ)は、株式会社エニックス(現スクウェア・エニックス)が2000年9月28日に発売したプレイステーション専用ゲームソフト(3Dアクションアドベンチャーゲーム)。開発は有限会社エア、キャラクターデザインを結城信輝が担当した。リメイクを除けばエニックス最後のプレイステーション用の完全新作ゲームソフトであった。 概要本作は、謎の古代遺跡を探索するアクションアドベンチャーゲーム。冒険の舞台となる遺跡は3Dで描かれており、さまざまな謎やワナが仕掛けられている。遺跡には多くのモンスターが配置されており、剣と魔法で戦うことになる。主人公の持つ剣は、スフィアと呼ばれる宝玉を埋め込むことで、大剣や槍などに変化する。また、スフィアは経験値を配分することで成長させることができる。 プロローグ南太平洋を震源とする巨大地震は、大津波を引き起こし、チリやペルー、エクアドルなどの南米諸国やニュージーランドといった周辺諸国に多大なる被害をもたらした。死傷者・行方不明者は合わせて2万人を越え、未曾有の大惨事となった。 一方で、大地震にともなう地殻変動により、多数の島々が新たに出現した。新しい島々の出現が各国の領土問題に発展しつつある中、地質学的に出現の説明がつかない島がひとつ発見された。島はセイレム島と名付けられ、その後の調査で島内に遺跡の存在が確認された。遺跡の調査を目的に第1次セイレム遺跡調査団が派遣されることになった。 しかし、第1次調査団は消息を絶つ。そして、第1次調査団の救出とセイレム遺跡の調査を目的に第2次セイレム遺跡調査団の派遣が決まった。 そうした中、第2次調査団のメンバーの獅堂零は、セイレム遺跡の調査中に祭壇に飾られた刀剣を発見する。 登場人物
スフィアセイレム遺跡で発見された宝珠。文様が施されている。零が発見した魔剣(パニッシャー)に取り付けることで、剣の形状を変化させる。また、魔法(アーツ)が込められている。スフィアはネルウス(経験値)を配合することで成長させることができる。ネルウスは敵との戦闘や遺跡内で見つけることができる。
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