ブロークン・フラワーズ

ブロークン・フラワーズ
Broken Flowers
監督	ジム・ジャームッシュ
脚本	ジム・ジャームッシュ
製作	ジョン・キリク ステイシー・スミス
出演者	ビル・マーレイ ジェフリー・ライト ジェシカ・ラング シャロン・ストーン ティルダ・スウィントン フランセス・コンロイ
撮影	フレデリック・エルムズ
編集	ジェイ・ラビノウィッツ
配給	フォーカス・フィーチャーズ 東京テアトル / キネティック
公開	2005年5月17日（CIFF） 2005年8月5日 2006年4月29日
上映時間	106分
製作国	アメリカ合衆国
言語	英語
製作費	$10,000,000
興行収入	$46,720,491[1]
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『ブロークン・フラワーズ』（Broken Flowers）は2005年に制作されたドラマ・コメディ映画。ジム・ジャームッシュ監督。第58回カンヌ国際映画祭において審査員特別グランプリを獲得した。

主人公の中年男性、ドン・ジョンストン（ビル・マーレイ）はコンピューター・ビジネスでひと山当てて悠々自適の生活のはずだが、無気力な生活ぶりがたたって恋人シェリーに去られてしまう。そんなある日、ドンは匿名の手紙を受け取る。手紙は彼の元ガールフレンドからで、彼には19歳になる息子がいると書いてあった。元ガールフレンドと言っても名前がなく、誰なのか分からず、その手紙に対してどうする気も持っていなかったドンだが、隣人のウィンストン（ジェフリー・ライト）の熱心な勧めにより、可能性のある4人の女性を訪ねることにする。

ドン・ジョンストン

演 - ビル・マーレイ

コンピュータ・ビジネスで成功するも、同居していたガールフレンドに愛想尽かしをされるような冴えない中年男。

ウィンストン

演 - ジェフリー・ライト

ドンの友人。

モナ

演 - ヒーサー・アリシア＝シムズ

ウィンストンの妻。

シェリー

演 - ジュリー・デルピー

ドンの恋人。

ローラ（昔の彼女 -1）

演 - シャロン・ストーン

クローゼット・オーガナイザー。レーシング・ドライバーであった夫は事故死し、未亡人となっている。

ロリータ

演 - アレクシス・ジーナ

ローラの娘。

ドーラ（昔の彼女 -2）

演 - フランセス・コンロイ

1960年代にはフラワーチャイルドであった。現在は夫ロンと不動産業を営む。

ロン

演 - クリストファー・マクドナルド

ドーラの夫。

カルメン（昔の彼女 -3）

演 - ジェシカ・ラング

アニマル・コミュニケーターとして成功。

カルメンのアシスタント

演 - クロエ・セヴィニー

ペニー（昔の彼女 -4）

演 - ティルダ・スウィントン

荒地のボロ家で生活。

ひとり旅の少年

演 - マーク・ウェバー

車窓の青年

演 - ホーマー・マーレイ

• 公式ウェブサイト（英語）
• ブロークン・フラワーズ - allcinema
• ブロークン・フラワーズ - KINENOTE
• Broken Flowers - オールムービー（英語）
• Broken Flowers - IMDb（英語）

表 話 編 歴 ジム・ジャームッシュ監督作品
1980年代	パーマネント・バケーション（1980） ストレンジャー・ザン・パラダイス（1984） ダウン・バイ・ロー（1986） ミステリー・トレイン（1989）
1990年代	ナイト・オン・ザ・プラネット（1991） デッドマン（1995） イヤー・オブ・ザ・ホース（1999） ゴースト・ドッグ（1999）
2000年代	コーヒー&シガレッツ（2003） ブロークン・フラワーズ（2005） リミッツ・オブ・コントロール（2009）
2010年代	オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ（2013） パターソン（2016） ギミー・デンジャー（2016） デッド・ドント・ダイ（2019）
オムニバス参加	10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス/女優のブレイクタイム（2002）
カテゴリ

表 話 編 歴 カンヌ国際映画祭 グランプリ
審査員特別グランプリ 1967-1988	できごと（1967） ジプシーの唄をきいた（1967） Ådalen '31（1969） 殺人捜査（1970） ジョニーは戦場へ行った（1971） パパ/ずれてるゥ!（1971） 惑星ソラリス（1972） ママと娼婦（1973） アラビアンナイト（1974） カスパー・ハウザーの謎（1975） カラスの飼育（1976） O侯爵夫人（1976） ザ・シャウト/さまよえる幻響（1978） バイバイ・モンキー/コーネリアスの夢（1978） シベリアーダ（1979） アメリカの伯父さん（1980） 光年のかなた（1981） サン★ロレンツォの夜（1982） 人生狂騒曲（1983） 日記（1984） バーディ（1985） サクリファイス（1986） 懺悔（1987） ワールド・アパート（1988）
審査員グランプリ 1988-1994	美しすぎて（1989） ニュー・シネマ・パラダイス（1989） 死の棘（1990） 掟（1990） 美しき諍い女（1991） 小さな旅人（1992） 時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!（1993） 太陽に灼かれて（1994） 活きる（1994）
グランプリ 1995-2010	ユリシーズの瞳（1995） 奇跡の海（1996） スウィート ヒアアフター（1997） ライフ・イズ・ビューティフル（1998） ユマニテ（1999） 鬼が来た!（2000） ピアニスト（2001） 過去のない男（2002） 冬の街（2003） オールド・ボーイ（2004） ブロークン・フラワーズ（2005） フランドル（2006） 殯の森（2007） ゴモラ（2008） 預言者（2009） 神々と男たち（2010）
グランプリ 2011–2025	昔々、アナトリアで（2011） 少年と自転車（2011） リアリティー（2012） インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌（2013） 夏をゆく人々（2014） サウルの息子（2015） たかが世界の終わり（2016） BPM ビート・パー・ミニット（2017） ブラック・クランズマン（2018） アトランティックス（2019） 英雄の証明（2021） コンパートメントNo.6（2021） CLOSE/クロース (2022) Stars at Noon (2022) 関心領域 (2023) 私たちが光と想うすべて (2024) Sentimental Value (2025)
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