ヘインリー・スタティア
ヘインリー・スタティア(Hainley Statia, 1986年1月19日 - )は、オランダ領アンティルのキュラソー島ウィレムスタッド出身の元プロ野球選手(内野手)。右投両打。 経歴プロ入りとエンゼルス傘下時代アメリカ合衆国フロリダ州のトリニティ・クリスチャン・アカデミーを経て、2004年のMLBドラフト9巡目(全体263位)でアナハイム・エンゼルスから指名され契約を結んだ。 2006年3月に第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のオランダ代表に選出された[1]。この当時はわずか20歳での選出となった。 2009年開幕前の3月に第2回WBCのオランダ代表に選出され[2]、2大会連続2度目の選出となった。 2010年はAAA級ソルトレイク・ビーズまで昇格したが、オフの11月6日にFAとなった[3]。 ブルワーズ傘下時代2011年5月3日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ[3]。 2013年開幕前の3月に開催された第3回WBCのオランダ代表に選出され[4]、3大会連続3度目の選出となった。 2014年9月2日に第1回フランス国際野球大会のオランダ代表に選出された[5]。同大会でオランダ代表は初代優勝国となった[6]。大会終了後の12日に今度は第33回ヨーロッパ野球選手権大会のオランダ代表に選出された[7]。同大会ではオランダ代表が大会の記録である自国の20回の優勝を塗り替える3大会振り21度目の優勝を果たした[8]。 2015年オフの10月12日に第1回WBSCプレミア12のオランダ代表候補選手36名に選出され[9]、10月20日に第1回WBSCプレミア12のオランダ代表選手28名に選出された[10]。またブルワーズ傘下にはこの年まで在籍したが、メジャーデビューは叶わずオフに退団した[3]。 2016年1月18日にキューバ代表との強化試合のオランダ代表に選出された[11]が、同試合は雨天中止となった[12]。 現役引退後2017年より、ブルワーズ傘下A級ウィスコンシン・ティンバーラトラーズの打撃コーチに就任した[13]。 2019年からは、エンゼルス傘下マイナー巡回の内野守備インストラクターに転じた[14]。また2021年からは野球キュラソー代表の監督を兼務している[15]。 2024年からは、エンゼルス傘下ルーキー級アリゾナ・コンプレックスリーグ・エンゼルスの監督を務める[16]。 選手としての特徴身体能力が高い遊撃手で、シュアなバッティングに好守、深い位置からでも刺せる強肩を兼ね備えている。 詳細情報代表歴
脚注
外部リンク
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