ペラム・パークウェイ駅 (IRTダイアー・アベニュー線)
ペラム・パークウェイ駅(Pelham Parkway)はニューヨーク市地下鉄IRTダイアー・アベニュー線の駅である。ブロンクス区ペラム・ガーデンズとペラム・パークウェイに跨がるペラム・パークウェイとエスプラネード(駅構内には"エスプラネード・アベニュー"と誤った案内がある)の交差点に位置し、5系統が終日停車する。 歴史![]() この駅は、元々ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道(以下NYW&B)の急行停車駅として開業した。その後1937年12月12日にNYW&Bが倒産した際に路線と共に廃止されたが、1940年にニューヨーク市がブロンクスとウェストチェスターの境界より南側の線路を購入、1941年5月15日に営業が再開された。元のNYW&B時代の列車方面案内が構内に残されている。 1981年にMTAは、地下鉄内で最も老朽化した69駅の中に当駅を挙げた[2]。2015-2019 MTA投資計画の下で、この駅は30の他のニューヨーク市地下鉄駅とともに完全な見直しを受けたため、最大6か月間営業休止して改装を行う予定であった。改良内容は携帯電話サービスやWi-Fi、充電所の追加、案内看板や照明の更新となっている[3][4]。しかし、これらの改装の資金割り当ては資金不足のために2020-2024 MTA投資計画まで延期されている[5]。 駅構造
![]() 駅は島式ホーム2面と緩行線2線、急行線2線を有した2面2線の地下駅である。ただし、南北急行線は定期旅客列車の運行がなされておらず、北行急行線は駅の北側で車止めにより途切れている。当駅は、ダイアー・アベニュー線内唯一の完全な地下駅(南隣のモリス・パーク駅は半分地下、半分地上)であり、IRTで最北端の地下駅である。また、ブロンクス区内唯一の4線の地下駅でもある。 出口駅には出入口は1つのみで、ラコニア・アベニューとエスプラナードの交差点の北東付近に位置している[6]。 脚注
外部リンク
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