ホセ・クアス
ホセ・ルイス・クアス(José Luis Cuas, 1994年6月28日 - ) は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのアトランタ・ブレーブス傘下所属。 経歴プロ入り前2012年のMLBドラフト40巡目でトロント・ブルージェイズから指名されたが、契約せずにメリーランド大学に進学した[1]。 プロ入りとブルワーズ傘下時代2015年のMLBドラフト11巡目(全体331位)でミルウォーキー・ブルワーズに指名されてプロ入り[2]。プロ入り後はルーキー級のヘレナ・ブルワーズでプレーし、68試合に出場して打率.260、7本塁打、40打点を記録した。 2016年は、A+級のブレバード・カントリー・マナティーズでプレーした。120試合の出場で打率.170、4本塁打、27打点を記録した。 2017年は、A級のウィスコンシン・ティンバーラトラーズとA+級のカロライナ・マドキャッツでプレーした。2チーム合計で打率.187、5本塁打、28打点を記録した[3]。 2018年に投手に転向し[4]、開幕をA級で迎えた。13試合の登板で2勝0敗、防御率8.38の成績を残した。7月10日にFAになった[5]。 独立リーグ時代ブルワーズをFAになった後、アトランティックリーグのロングアイランド・ダックスと契約を結び、2勝1敗、防御率2.38を記録した。 2019年は、開幕をロングアイランド・ダックスで迎えた。 ダイヤモンドバックス傘下時代2019年5月25日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約を結んだ[6]。シーズンでは、A-級のヒルズボロ・ポップス、A級のケーンカウンティ・クーガーズ、A+級のバイセイリア・ローハイドの3チームでプレーした。26試合の登板で6勝3敗、防御率1.60の成績を残した[7]。 2020年は、新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、プレーしなかった。 ロイヤルズ時代![]() (2021年) 2021年は、開幕を独立リーグのロングアイランド・ダックスで迎えたが、6月17日にカンザスシティ ロイヤルズと契約した[8]。契約後は、ルーキー級のアリゾナ・コンプレックスリーグ・ロイヤルズ、AA級のノースウエストアーカンソー・ナチュラルズ、AAA級のオマハ・ストームチェイサーズでプレーし、5勝1敗、防御率1.51の成績を残した[9]。 2022年は、開幕をAAA級で迎えた。5月30日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[10]、31日のクリーブランド・ガーディアンズ戦でメジャーデビューを果たした[11]。 カブス時代2023年7月31日にネルソン・ベラスケスとのトレードでシカゴ・カブスへ移籍した[12]。移籍後は27試合に登板し、防御率3.04という成績であった[13]。 しかし2024年シーズンは9試合登板で防御率7.43と振るわず、6月16日にイーサン・ロバーツの昇格に伴ってDFAとなった[14]。 ブルージェイズ時代2024年6月23日にウェイバー公示を経てトロント・ブルージェイズに移籍した[15]。 フィリーズ傘下時代2024年9月7日にウェイバー公示を経てフィラデルフィア・フィリーズに移籍した[16]。フィリーズでは、メジャーで登板することが無いままシーズンを終えた。オフの12月23日にジョー・ロスを獲得したことに伴ってDFAとなり[17]、翌2025年1月10日にマイナー契約で再契約を結び、同年のスプリングトレーニングには招待選手として参加した[18](同日中にAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスに配属)。この年の開幕はマイナーで迎えたがメジャーに昇格することは無く、5月1日に自由契約となった[13]。 ブレーブス傘下時代2025年5月25日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び、同日中にAA級コロンバス・クリンストーンズ(同年より組織がジョージア州に移転したことに伴い、ミシシッピ・ブレーブスから球団名を変更)に配属された[19]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
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