ネルソン・ベラスケス
ネルソン・ベラスケス(Nelson Velázquez, 1998年12月26日 - )は、プエルトリコのカロリーナ出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。 経歴プロ入りとカブス時代2017年のMLBドラフト5巡目(全体165位)でシカゴ・カブスから指名されプロ入り[1]。契約金は40万ドル。傘下のルーキー級アリゾナリーグ・カブスでプロデビューした。 2018年はA−級ユージーン・エメラルズで開幕を迎え、シーズン途中にA級サウスベンド・カブスへ昇格した。2球団合計で103試合に出場して、打率.231、11本塁打、40打点、15盗塁を記録した[2]。 2019年はルーキー級アリゾナリーグ・カブス2で6試合、A級サウスベンドで72試合に出場して、2球団合計で打率.288、6本塁打、39打点、5盗塁を記録した[2]。 2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦の出場はなかった。 2021年はA+級サウスベンドで開幕を迎え、シーズン途中にAA級テネシー・スモーキーズへ昇格した。2球団合計で103試合に出場し、打率.288、20本塁打、73打点、17盗塁を記録した。また、オフはアリゾナ・フォールリーグのメサ・ソーラーソックスでプレーし、26試合に出場して打率.366、9本塁打、21打点の成績を記録してMVPを受賞した[3]。また、ルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐためにオフの11月19日に40人枠に登録された[2][4]。なお、この年のオフには彼の母国でもあるプエルトリコのウィンターリーグに参加[2]。クリオージョス・デ・カグアスに所属した[2]。 2022年はAA級テネシーで開幕を迎え、5月6日にAAA級アイオワ・カブスに昇格[2][5]。5月30日にメジャーに昇格し、同日のミルウォーキー・ブルワーズ戦(ダブルヘッダー第1試合)でメジャーデビューした[6]。 2023年はシーズン開幕前の3月に開催された第5回WBCのプエルトリコ代表に選出された[7]。 ロイヤルズ時代2023年7月31日にホセ・クアスとのトレードでカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[8]。同年は2球団合計で53試合に出場して打率.235、17本塁打、34打点を記録した[2]。また、同年のオフには2年ぶりにプエルトリコのウィンターリーグに参加[2]。この時もクリオージョスに所属した[2]。 2024年はキャリアハイを更新する64試合に出場したが打率.200、8本塁打、27打点、2盗塁と軒並み成績を落とした[2]。なお、打率はキャリアワーストであった[2]。この年もクリオージョスからプエルトリコのウィンターリーグに参加した[2]。 2025年の開幕はニック・プラットと共にAAA級オマハ・ストームチェイサーズで迎えたが[9]、メジャーに昇格する機会が無いまま5月28日にFAとなった[10]。 詳細情報年度別打撃成績
WBCでの打撃成績
年度別守備成績
背番号
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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