マグヌス・エイクレム
マグヌス・エイクレム(Magnus Eikrem, 1990年8月8日 - )は、ノルウェーのプロサッカー選手。ノルウェー代表。モルデFK所属。ポジションはミッドフィールダー。 経歴キャリア初期ムーレ・オ・ロムスダール県モルデに生まれ、14-16歳の選手を対象としていたオーレ・グンナー・スールシャールのサッカースクールに13歳にして参加しており、そこで地元のモルデに見出されて下部組織に入団した。そこでもエイクレムは指導者たちに認められ、16歳の誕生日にイングランドのマンチェスター・ユナイテッドとの契約に至った[1]。 クラブマンチェスターユナイテッド2006-07シーズン、FAユースカップでの準優勝など、U-18チームの主力として活躍した[2]。2007年にはチームのキャプテンとしてミルクカップを勝ち進んだが、決勝戦でブラジルのフルミネンセに敗れた[3]。その数日後には、ダンファームリン・アスレティックとの親善試合にトップチームのメンバーとして初出場。 2007-08シーズンもU-18チームでプレイしつつ、リザーヴチームの試合にもしばしば出場。2008-09シーズンからは正式にリザーヴチームに昇格した。このシーズン、プレミアリザーブリーグでは2位となり[4]、2つのカップ戦ではともにボルトン・ワンダラーズを破って制覇した[5][6]。 2009-10シーズン、リザーヴチームの最初の4試合で結果を残し、EFLカップ3回戦・ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦のメンバーとしてベンチ入り。2010-11シーズンにはチャンピオンズリーグの登録メンバーに名を連ねた。 モルデ2011年1月、マンチェスターユナイテッドのリザーヴチームを率いていたスールシャールが監督を務めるモルデに移籍。最初のシーズンからチームに適応しエリテセリエンを制すると、翌シーズンもリーグ連覇に貢献した[7]。 ヘーレンフェーン2013年6月24日、4年契約でオランダのヘーレンフェーンに移籍[8]。8月3日、AZアルクマールとの開幕戦に先発出場し、エールディヴィジデビュー[9]。8月23日、リーグ第4節のアヤックス戦でエールディヴィジでの初ゴールを挙げた[10]。 カーディフ・シティ2014年1月8日、ウェールズのカーディフ・シティに移籍[11][12]。1月11日のウェストハム・ユナイテッドにガリー・メデルとの交代で途中出場し、プレミアリーグデビュー。このシーズン、リーグ戦6試合に出場したが、カーディフは最下位で降格が決まった。 2014-15シーズン、成績不振によりスールシャールが監督を解任されると、後任のラッセル・スレイドの構想から外れ、エイクレムは放出候補となった[13]。スレイド体制では出場機会を得られず、2014年12月19日に双方の合意に基づき契約を解除し、カーディフを退団した[14]。 マルメ2015年1月26日、スウェーデンのマルメに3年契約で加入[15]。2月22日、スヴェンスカ・クッペンのアッシリスカ戦でマルメでの公式戦デビューを果たし、1ゴール2アシストを記録し3-0での勝利に貢献した[16]。 シアトル・サウンダーズ2018年1月30日、MLSのシアトル・サウンダーズに加入[17]。リーグ戦15試合に出場し1ゴール1アシストを記録していたが、シーズン途中の7月20日、契約は解除され退団した[18]。 モルデ復帰7月25日、4年半の契約で古巣のモルデに復帰[19]。その翌日には、UEFAヨーロッパリーグのラチ戦に65分から途中出場し、復帰後初出場を果たした[20]。2019シーズン、11ゴール9アシストの活躍でリーグ制覇に大きく貢献し、エリテセリエンの年間最優秀選手にノミネートされた[21]。 これまでも度々ゲームキャプテンを務めていたが、2020年1月17日、正式にチームキャプテンに任命されたことが発表された[22]。 代表ノルウェーの各世代別代表を経験し、2010年11月、マンチェスター・ユナイテッドのチームメイトであるジョシュア・キングとともにU-21代表に初招集された。 2012年1月15日、デンマークとの親善試合にマルクス・ヘンリクセンとの交代で途中出場し、A代表デビュー[23]。その後もFIFAワールドカップ予選などを戦った。 人物父親のクヌート・ハルヴァル・エイクレムも元サッカー選手であり、モルデで220試合以上に出場した[24]。 個人成績クラブ
代表
タイトルクラブ
脚注
外部リンク
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