マタヌスカ・スシトナ郡 (アラスカ州)
マタヌスカ・スシトナ郡(マタヌスカ・スシトナぐん、英: Matanuska-Susitna Borough、短縮してマット・ス郡と呼ばれることが多い)は、アメリカ合衆国アラスカ州の南部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は88,995人である[1]。郡庁所在地はパーマー(人口5,937人[1])であり[2]、郡内で人口最大の都市はワシラ(人口7,831人[1])である。郡全体がアンカレッジ都市圏に属している。1964年に設立された。 マタヌスカ・スシトナ郡はマタヌスカ川とスシトナ川の全体が含まれるので、この郡名が付けられた。これらの川は郡の南境界であるクック入江に注いでいる。アラスカ州でも数少ない農業地帯である。 地理![]() マタヌスカ・スシトナ郡は北緯62度24分、西経149度35分に位置している。アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は25,260平方マイル (65,400 km2)であり、このうち陸地は24,682平方マイル (63,930 km2)、水域は578平方マイル (1,500 km2)で水域率は2.29%である。 隣接する郡と国勢調査地域
国立保護地域
人口動態
以下は2000年の国勢調査による人口統計データである[6]。
郡内の学校はマタヌスカ・スシトナ郡教育学区が管轄している。 政治と政府マタヌスカ・スシトナ郡は1992年のアメリカ合衆国大統領選挙でロス・ペローを第1位にした合衆国でも数少ない郡の1つである[7]。前の郡長は弁護士で歴史の教師でもあるタリス・コルバーグだった。コルバーグは2010年10月にマタヌスカ・スシトナ・カレッジのディレクターになるために離職した。2011年時点の郡長はラリー・デヴィビスである[8]。この郡は強い郡マネジャーの形態を採っている。現在の郡マネジャーは副マネジャーのエリザベス・グレイが代行している[9]。長年務めていたジョン・ダッフィが2010年に引退した。 都市と町郡内には3の都市(ヒューストン、パーマー、ワシラ)と25の国勢調査指定地域、および2の未編入町がある。
脚注
関連項目外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia