マット・ディロン
マット・ディロン(Matt Dillon, 本名 Matthew Raymond Dillon, 1964年2月18日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の俳優。弟のケヴィンも俳優。 来歴カトリック系の家庭の6人兄弟の2番目に生まれる[1][2][3]。 中学生の時にスカウトされ1978年、14歳で映画デビュー。1980年、映画『リトル・ダーリング』、『マイ・ボディーガード』の不良役で人気に火がつき翌年2本の映画に主演、写真集も出版。1983年、フランシス・フォード・コッポラの青春映画『アウトサイダー』のダラス役でYAスターの中で鮮烈な印象を残し、同年同じくコッポラ監督、ヒントン原作の『ランブルフィッシュ』に主演、一躍トップアイドルとなった。 ダイアン・レインとの共演『ビッグタウン』(87)に主演、1989年にはガス・ヴァン・サントの『ドラッグストア・カウボーイ』でジャンキーを演じ、インディペンデント・スピリット賞の男優賞を受賞した。 1993年、『テックス』(82)の監督ティム・ハンターの『聖者の眠る街』でダニー・グローヴァーと共演、ホームレスの統合失調症の青年を好演した。 1995年、実話を基にしたサスペンススリラーで、再びガス・ヴァン・サント監督の『誘う女』に出演、ニコール・キッドマン、ホアキン・フェニックスらと共演した。ホアキン・フェニックスの再スタートの重要な作品だった。 1996年、『レオン』でブレイクして2年目のナタリー・ポートマンを招いた恋愛群像劇『ビューティフル・ガールズ』にティモシー・ハットンらと共演した。 1998年キャメロン・ディアスの出世作、世界興行収入3億ドルを超える大ヒット映画『メリーに首ったけ』に出演、2002年には『シティ・オブ・ゴースト』でジェームズ・カーンと共演、監督としてもデビューした。 2004年の『クラッシュ』では全米映画俳優組合賞キャスト賞を受賞、アカデミー助演男優賞にノミネートされる。しかし2010年、この作品の利益分配をめぐり、プロデューサーに対して訴訟を起こした[4]。 2022年、第75回ロカルノ国際映画祭で栄誉功労賞を授与された[5]。 私生活1990年代は約3年間、キャメロン・ディアスと交際していた[6]。 エピソード「ホームレス映画に客は金を払いたがらない。非常に苦労して撮影したしいい映画なんだ。」『聖者の眠る街』について 主な出演作品映画
テレビシリーズ
参照
外部リンク |
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