マット・マニング
マシュー・ジョージ・マニング(Matthew George Manning, 1998年1月28日 - )は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州エルクグローブ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのフィラデルフィア・フィリーズ傘下所属。 経歴プロ入りとタイガース時代2016年のMLBドラフト1巡目(全体9位)でデトロイト・タイガースから指名され[1]、プロ入り。なお、契約しない場合はロヨラ・メリーマウント大学へ進学の予定であった[2]。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・タイガースでプロデビュー。10試合に先発登板して0勝2敗、防御率3.99、46奪三振を記録した。 2017年はA-級コネチカット・タイガースとA級ウェストミシガン・ホワイトキャップスでプレーし、2球団合計で 14試合に先発登板して4勝2敗、防御率3.18、62奪三振を記録した。 2018年はA級ウェストミシガン、A+級レイクランド・フライングタイガース、AA級エリー・シーウルブズでプレーし、3球団合計で24試合に先発登板して7勝8敗、防御率3.29、154奪三振を記録した。7月にはオールスター・フューチャーズゲームのアメリカ合衆国選抜に選出された。 2019年はAA級エリーでプレーし、24試合に先発登板して11勝5敗、防御率2.56、148奪三振を記録した。 7月にはオールスター・フューチャーズゲームのアメリカンリーグ選抜に選出された[3]。 2020年オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[4]。 2021年はAAA級トレド・マッドヘンズで開幕を迎えた。6月15日にタクシー・スクワッドに登録され[5]、17日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入り。同日のロサンゼルス・エンゼルス戦に先発登板してメジャーデビューを果たした。同年は18試合に先発登板したが4勝7敗の負け越し、防御率5.80、57奪三振を記録した[6]。 2022年は12試合に先発登板して2勝3敗と2年連続となる負け越し、防御率3.43、48奪三振を記録した[6]。 2023年7月8日のトロント・ブルージェイズ戦では6.2回を与四球3で無安打に抑え、後続のジェイソン・フォーリー、アレックス・ラングも無安打に抑えたため、球団史上9回目、そして初となる継投によるノーヒットノーランを達成した[7]。同年シーズンは最終的に15試合に先発登板して5勝4敗と自身初めて勝ちが先行する結果となった[6]。また、防御率3.58、50奪三振を記録した[6]。 2024年は5試合に先発登板した[6]。しかし、故障に泣かされたこともあってか勝星なしの1敗、防御率4.88、23奪三振に留まった[6]。 2025年、タイガースではリハビリに費やしたこともあってかメジャーでの登板機会は無く7月30日にポール・シーウォルドを獲得したことに伴いDFAとなった[6][8]。 フィリーズ傘下時代2025年7月31日にホスエ・キニョネスとのトレードでフィラデルフィア・フィリーズへ移籍し、翌8月1日にA級クリアウォーター・スレッシャーズに配属された[6][9]。 選手としての特徴フラットな軌道の速球は最速97.9mph[10](約157.6km/h)を計測する。変化球は、縦に落ちるカーブ を武器とする[11]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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