A.J.パック
アンドリュー・ジェイコブ・パック(Andrew Jacob Puk, 1995年4月25日 - )は、アメリカ合衆国アイオワ州シーダーラピッズ出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックス所属。 経歴プロ入り前2013年のMLBドラフト35巡目(全体1056位)でデトロイト・タイガースから指名されたが、この時は契約せずにフロリダ大学へ進学した。 プロ入りとアスレチックス時代2016年のMLBドラフト1巡目(全体6位)でオークランド・アスレチックスから指名されプロ入り[1]。傘下のA-級バーモント・レイクモンスターズでプロデビューし、10試合に先発登板して0勝4敗、防御率3.03、40奪三振を記録した。 2017年はA+級ストックトン・ポーツとAA級ミッドランド・ロックハウンズでプレーし、2球団合計で27試合(先発24試合)に登板して6勝10敗、防御率4.03、184奪三振を記録した。また、この年はオールスター・フューチャーズゲームのアメリカ合衆国選抜に選出された[2]。 2018年の開幕前にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは32位、アスレチックスの組織内では1位にランクインした[3][4]が、トミー・ジョン手術を受けることになり[5]、この年は全休した。 2019年は6月にA+級ストックトンで2年ぶりに実戦復帰した。その後、AA級ミッドランドとAAA級ラスベガス・アビエイターズを経て8月20日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[6]。翌21日のニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは10試合に登板して2勝0敗、防御率3.18、13奪三振を記録した。 2020年はメジャーでの登板は無かった。 2021年は先発ローテーション5番手のマイク・ファイヤーズが故障者リストで開幕を迎えたため、ドールトン・ジェフリーズ、コール・アービンとその枠を争ったが、パックはマイナーで開幕を迎えることになった[7]。シーズンでは12試合に登板して0勝3敗、防御率6.08、16奪三振を記録した。 2022年は62試合に登板して4勝3敗4セーブ、防御率3.12、76奪三振を記録した。 マーリンズ時代2023年2月11日にJJ・ブレデイとのトレードで、マイアミ・マーリンズへ移籍した[8]。 ダイヤモンドバックス時代2024年7月26日にデイビソン・デロスサントス、アンドリュー・ピンターとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[9]。 選手としての特徴身長2メートル超の本格派左腕であり、ランディ・ジョンソンと比較する声もあるが、制球力不足でリリーフ向きとも言われる。速球とスライダーで牛耳る姿はデーブ・リゲッティやアンドリュー・ミラーを思わせる[10][11]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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