マペットのメリー・クリスマス
『マペットのメリー・クリスマス』(It's a Very Merry Muppet Christmas Movie)は、2002年のアメリカ合衆国の人形劇テレビ映画。マペットと共にデヴィッド・アークエット、ウーピー・ゴールドバーグ、ジョーン・キューザックとNBCのテレビドラマ『Scrubs〜恋のお騒がせ病棟』からジョン・C・マッギンリーらが出演している。 パペット操作のベテランであるフランク・オズが関与せずに製作された最初の作品。代わりに、エリック・ジェイコブソンが、オズの担当だったフォジー、ミス・ピギー、アニマルを演じた。オズの担当キャラクターのサムはケビン・クラッシュが声を演じ、ジョン・ケネディが操作を担当した。 ストーリークリスマス当日に劇場で盛り上がっていたマペッツだが、うなだれたカーミットとフォジーは仲間たちに謝罪し、外に出たカーミットは雪の中ベンチで何もかもに絶望していた。それをモニターで見て哀れに思った天使のダニエルは、アポイント無しでボスの部屋に行くと出世できなくなるという上司のグレンからの忠告を無視し、ボスにカーミットを救済してもらうため直談判しにいく。そしてダニエルはボスに、カーミットに何があったか時間を巻き戻して確認してもらうことにした。 クリスマス・イヴ公演に備えリハーサルしていたカーミットらマペッツの元に、劇団運営のための借金をしていたビターマン銀行の経営者ビターマンの妻であるレイチェルが現れ、ビターマンが死去したことを伝えた上で、全ての借金を夫が約束した舞台公演後ではなく24日24時までに返済するよう要求してきた。彼女は夫と違い拝金主義で、もし払えなければ劇場を差し押さえると警告し彼女に感化されたペペと共に去っていく。 仲間たちの生活のため劇場を手放すわけにはいかないと、カーミットは給料の支払いを先延ばしにすることを彼らに了承してもらい、公演のチケットの利益で期限までに借金分の金を集め、無事公演を開始する。だがナイトクラブの建設計画を企てていたレイチェルは、確実に劇場を差し押さえようとカーミットに無断で契約書の期限を24時から18時に変更する。公演中、彼女の本性を知って思い直したペペからその報告を受けたカーミットは、フォジーに金の受け渡しを託し、彼はビターマン銀行へ急ぐ。 キャスト※括弧内は日本語吹替
マペットたち→「マペットキャラクター」も参照
カメオ出演
スタッフ
日本語版スタッフ
参考文献
外部リンク |
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