マーカス・ジョーンズ (コーナーバック)
マーカス・エリオット・ジョーンズ(Marcus Elliot Jones、1998年10月22日 - )は、アメリカ合衆国・アラバマ州エンタープライズ出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのニューイングランド・ペイトリオッツに所属している。ポジションはコーナーバック及びリターナー。 経歴カレッジトロイ大学に進学後、リターナーとしてプレーし、オールカンファレンスの第2チームに選ばれ、30回のキックオフリターンで879ヤードと3タッチダウン、また、ディフェンスにおいても2インターセプトを記録し、1本はタッチダウンを記録した[1]。2年目のシーズン終了後、ヒューストン大学に編入することを発表した[2][3]。 レッドシャツ制度により1シーズンを過ごした後、24タックル、1インターセプトを記録した[4]。17回のパントリターンで337ヤード、1タッチダウンを記録し、リターナーとしてオールアメリカン・アスレチック・カンファレンスの第1チームに選ばれた[5]。4年目シーズンには、AP通信のオールアメリカン、オールアメリカン・アスレチック・カンファレンスに選ばれた[6]。 ニューイングランド・ペイトリオッツ
2022年のNFLドラフトで3巡目全体85位指名をされ、ニューイングランド・ペイトリオッツに入団した[9]。 2022年シーズン第11週のニューヨーク・ジェッツ戦では、試合残り5秒で84ヤードのパントリターンタッチダウンを記録し、チームの10対3での勝利に貢献した[10]。第13週のバッファロー・ビルズ戦では、オフェンスチームで48ヤードのレシービングタッチダウンを記録した。ディフェンシブバックがオフェンスチームでタッチダウンを記録するのは、2000年にニューヨーク・ジェッツ所属のマーカス・コールマンがバッファロー・ビルズ戦で記録した以来の出来事であった[11]。また、クリスマスゲームのシンシナティ・ベンガルズ戦では、ジョー・バロウから69ヤードのインターセプトリターンタッチダウンを記録し、1978年以来初のオフェンスチーム、ディフェンスチーム、スペシャルチームで1シーズンのうちにタッチダウンを記録した選手となった[12]。 最終的に、ディフェンスチームでは39タックル、7パスディフレクション、2インターセプトを、オフェンスチームでは4回のキャッチで78ヤード、1タッチダウンを、キックリターンでは645ヤードを記録した。パントリターンでは362ヤード、1タッチダウンを記録し、リーグトップとなり、シーズン終了後、AP通信によってパントリターナーとしてオールプロに選ばれた[13]。 2023年シーズン第2週のマイアミ・ドルフィンズ戦で肩を負傷し、その後のシーズンを全休した[14]。 2024年シーズン14試合に出場し、ディフェンスチームでは58タックル、10パスディフレクション、1インターセプトを、パントリターンでは386ヤードを記録した。 脚注
外部リンク
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