アントニオ・ギブソン
アントニオ・ギブソン(Antonio Gibson, 1998年6月23日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州ストックブリッジ出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのニューイングランド・ペイトリオッツに所属している。ポジションはランニングバック。 経歴カレッジイーストセントラル・コミュニティカレッジではワイドレシーバーとして2年間プレーし、通算で50レシーブ、871レシーブ獲得ヤード、13のレシービングTDを記録した。 2018年シーズンよりメンフィス大学へ転校し、ランニングバックも兼ねるようになる。同大学では2年間で通算44レシーブ、834レシーブ獲得ヤード、10のレシービングTD、369ラン獲得ヤード、4つのラッシングTD、647リターン獲得ヤード、1つのリターン獲得ヤードを記録した。2019年シーズンはAACのスペシャルチーム最優秀選手賞を受賞し、リターナーとしてオールAACファーストチーム、ワイドレシーバーとしてオールAACセカンドチームに選出された[1]。 ワシントン・フットボールチーム / コマンダース2020年のNFLドラフトにて全体66位でワシントン・フットボールチームから指名され、その後ルーキー契約を結んだ[2]。 2020年シーズン第12週のダラス・カウボーイズ戦で115ラン獲得ヤード、3つのラッシングTDを記録して勝利に貢献した。NFLにおいてランニングバックが1試合で100ラン獲得ヤード、3つのラッシングTDを同時に記録したのは1997年のバリー・サンダース以来であった[3]。 シーズン全体では795ラン獲得ヤード、11のラッシングTD、36レシーブ、247レシーブ獲得ヤードを記録した。 2021年シーズン第3週のバッファロー・ビルズ戦で、球団史上2番目に長い73ヤードのラッシングTDを記録した[4]。翌週のアトランタ・ファルコンズ戦で通算1,000ラン獲得ヤードに到達。ワシントンの選手がキャリア最初の2年以内で通算1,000ラン獲得ヤードに到達したのはアルフレッド・モリス、ロバート・グリフィン3世以来だった。 シーズン全体では1,037ラン獲得ヤード、7つのラッシングTD、42レシーブ、294レシーブ獲得ヤード、3つのラッシングTDを記録した。 2022年シーズン開幕前にルーキーのブライアン・ロビンソン・ジュニアに先発ランニングバックの座を譲り、キックリターナーを務めることを発表した[5]。しかしロビンソンが強盗被害に遭って足を負傷し出遅れたため、開幕後の数試合では先発を務めた。 ![]() (2022年) 第7週のグリーンベイ・パッカーズ戦にて、球団通算3,000得点目となるレシービングTDを記録。このボールはプロフットボール殿堂へ寄贈された[6]。 シーズン全体では546ラン獲得ヤード、3つのラッシングTD、46レシーブ、353レシーブ獲得ヤード、2つのレシービングTDを記録した。 2023年シーズンこのシーズンはキャリアワーストの265ラン獲得ヤードを記録した。一方、389レシーブ獲得ヤードはキャリアハイだった。 ニューイングランド・ペイトリオッツ2024年3月14日にニューイングランド・ペイトリオッツと3年総額1,130万ドルの契約を結んだ[7]。 詳細情報年度別成績レギュラーシーズン
ポストシーズン
脚注
外部リンク
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