マーク・クレイトン (1961年生のアメリカンフットボール選手)
マーク・クレイトン(Mark Clayton 1961年4月8日- )はインディアナ州インディアナポリス出身のアメリカンフットボール選手。ポジションはワイドレシーバー。彼はダン・マリーノの好んだレシーバーであり、彼とマーク・デューパーはマーク・ブラザーズと呼ばれた[1][2][3]。 経歴選手時代ルイビル大学から[4]1983年のNFLドラフト8巡でマイアミ・ドルフィンズに指名されて入団した。 1年目の1983年にはほとんど活躍しなかったが、2年目の1984年にはこの年、5000ヤード以上を投げて、NFLのシーズンタッチダウン記録を更新する48TDを投げたダン・マリーノのエースターゲットとなり[2]、73回のキャッチで1,389ヤードを獲得、当時NFL記録となる18TDレシーブをあげた[1][5]。この記録は1987年にジェリー・ライスに破られたものの現在も歴代3位の記録となっている。1984年12月17日のダラス・カウボーイズとのマンデーナイトフットボールでは3TDをあげた[6]。 1988年には自己ベストの86回のキャッチで1,129ヤードを獲得、NFLトップの14タッチダウンをあげた[5]。この年、ニューヨーク・ジェッツ戦で10キャッチで153ヤードを獲得、2タッチダウンをあげた。ドルフィンズのレシーバーで10キャッチ以上、複数タッチダウンをあげた選手は2013年のリシャード・マシューズまで現れなかった[7]。 1993年、1シーズンだけグリーンベイ・パッカーズでプレーし、現役を引退した。11シーズンで582回のキャッチで8,974ヤードを稼いだ。 現役引退した時点では、歴代13位のレシーブ数、14位タイのレシーブ獲得ヤード、6位のTDレシーブ数であった[5]。 プロボウルに1984年、1985年、1986年、1988年、1991年の5回選出されている[8]。 彼は現在もドルフィンズの通算レシーブTD記録(81)[1][8]、通算レシーブ数記録、シーズンレシーブ獲得ヤード記録を保持している。 現役引退後2003年に元同僚のマーク・デューパーと共にドルフィンズのリング・オブ・ホナーに選ばれた。 2005年にマリーノがプロフットボール殿堂に選出されて、カントンでの表彰を記念したスピーチを行った際にも群衆の中から走り寄って、パスを捕球した[9]。 記録1984年にマリーノからあげた18TDは、シーズン中同一QBからのTD記録としては、トム・ブレイディとランディ・モスが2007年に作った23TDに次いで歴代2位タイ(1994年のブレット・ファーヴとスターリング・シャープとのタイ記録) 人物彼はダン・マリーノとブレット・ファーヴの2人からタッチダウンパスを受けた[5]3人のうちの1人である。残りの2人はキース・ジャクソン、マーク・イングラムである。 脚注
外部リンク
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